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英語史と文法に関するja_bra_af_cuのブックマーク (9)

  • 受動態be surprisedのあとの前置詞はatとは限らない!?【井上逸兵・堀田隆一英語学言語学チャンネル 第145回 】

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2023/07/16
    受動態の動作主を表す前置詞は of なども多かった(afraid of などはその名残); by が増えてきた←蘭語・仏語の影響説; いまでは surprised by も実例が多く見られる
  • #4387. なぜ名詞(句)が副詞的に用いられることがあるのですか?

    前 次 hellog英語史ブログ #4387. なぜ名詞(句)が副詞的に用いられることがあるのですか?[sobokunagimon][preposition][adverbial_accusative][adverbial_genitive][adverb][case][dative][japanese][khelf_hel_intro_2021] 次の各文の赤字の部分をみてください.いずれもその形態だけみれば名詞(句)ですが,文中での働き(統語)をみれば副詞として機能しています.前置詞 (preposition) がついていれば分かりやすい気もしますが,ついていません.形式は名詞(句)なのに機能は副詞というのは何かい違っているように思えますが,このような例は英語では日常茶飯で枚挙にいとまがありません. ・ I got up at five this morning. ・ Every

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2021/05/02
    “一方で,それだけではないとも思っています.とりわけ時間,空間,様態に関わる副詞が,名詞(句)から発達するということは,歴史的な格変化を念頭におかずとも,通言語的にありふれているように思われるから”
  • #3984. 言語学でいう法 (mood) とは何ですか? (2)

    前 次 hellog英語史ブログ #3984. 言語学でいう法 (mood) とは何ですか? (2)[mood][verb][terminology][inflection][conjugation][subjunctive][morphology][category][indo-european][sobokunagimon][etymology] 昨日の記事 ([2020-03-23-1]) に引き続き,言語の法 (mood) についてです.昨日の記事からは,mood と mode はいずれも「法」の意味で用いられ,法とは「気分」でも「モード」でもあるからそれも合点が行く,と考えられそうに思います.しかし,実際には,この両単語は語源が異なります.昨日「mood は mode にも通じ」るとは述べましたが,語源が同一とは言いませんでした.ここには少し事情があります. mode から考え

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2020/03/25
    "ラテン語由来の mode と英語本来語の mood が,形態上の類似(引用中の綴字 moode が象徴的)によって,文法用語として英語で使われ出したこのタイミングで,ごちゃ混ぜになってしまった"
  • MR. BIG on Twitter: "John Lockeの英文を読むために必要な英文法(1) John Lockeの英文を読むために必要な文法シリーズをやってみましょう。まずは、これくらいの機能語の知識は有しておいたほうがよいです。 https://t.co/DUhDFiWw4b"

  • #3648. なんで *''He cans swim.'' のように助動詞には3単現の -''s'' がつかないのですか?

    前 次 hellog英語史ブログ #3648. なんで *He cans swim. のように助動詞には3単現の -s がつかないのですか?[sobokunagimon][auxiliary_verb][3sp][preterite-present_verb] 昨日の記事「#3647. 船や国名を受ける she は古英語にあった文法性の名残ですか?」 ([2019-04-22-1]) に引き続き,学生から寄せられた素朴な疑問を1つ. 私たちは3単現の -s については英文法の時間にうるさく習うわけですが,その割には主語が3人称・単数,時制が現在であっても can, may, shall, must をはじめとする助動詞 (auxiliary_verb) には -s が付くことはありません.これをいぶかるのも無理はありません.標題のような *He cans swim. ではダメで,He c

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2019/04/23
    "can を含む上記のような典型的な助動詞は,語源的には過去形だからです.3人称かつ単数かつ「現在」の場合にのみ付けられる -s が,語源的に「過去形」である can に付くわけがないのです"
  • #3631. なぜ「?に行ったことがある」は ''have gone to . . .'' ではなく ''have been to . . .'' なのか?

    前 次 hellog英語史ブログ #3631. なぜ「?に行ったことがある」は have gone to . . . ではなく have been to . . . なのか?[sobokunagimon][perfect][be] 「行く」は go であり,「?したことがある」という経験の意味は現在完了「have + 過去分詞」で表わすということであれば,「?に行ったことがある」は普通に考えて have gone to . . . となりそうだが,一般的には have been to . . . であると習う.これは私もずっと不思議に思っていた.だが,フレーズとして,構文としてそのようになっているのだと言い聞かされてきたので,それ以上の質問はしてこなかった.だが,改めて考えてみて,やはり謎である. have gone to . . . は「行ったことがある」という経験ではなく,「行ってし

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2019/04/06
    "そもそも「~に行ったことがある」を意味する have been to . . . という形式は比較的新しい18世紀の産物であり,それ以前には用いられていなかったようだ"
  • #3604. なぜ ''The house is building.'' で「家は建築中である」という意味になるのか?

    前 次 hellog英語史ブログ #3604. なぜ The house is building. で「家は建築中である」という意味になるのか?[syntax][gerund][participle][passive][voice][category][construction][sobokunagimon] 標題の文は古風な表現ではあるが,現在でも使われることがある.「家が建てられているところだ」という受動的な意味に対応させるには,受動進行形を用いて The house is being built. となるべきではないのかと疑問に思われるかもしれない.この疑問はもっともであり,確かに後者の受動進行形の構文が標準的ではある.しかし,それでもなお,標題の The house is building. は可能だし,歴史的にはむしろ普通だった.能動態と受動態という態 (voice) の区別に

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2019/03/10
    "〔……〕前段階には The house is a-building. という構文があり,さらにその前段階には The house is on building. という構文があった.つまり,building は build の動名詞であり,それが前置詞 on の目的語となっている〔……〕"
  • #2647. びっくり ''should''

    受験英文法で「びっくり should」「がっくり should」「当たり前の should」という呼び名の用法がある.It is surprising that she should love you. などにおける従属節の should の用法のことだ.私も受験生のときに,これを学んだ覚えがある. しかし,英語史の立場からこの現象を解釈しようとする者にとっては,このような呼称はあまりに共時的,便宜的に聞こえる.明確に通時的な立場を取る細江にとって,should のこの用法に対する様々な呼称は気に障るようである (309) . この should は邦語の「何々しようとするのはむつかしく何々しようとするのはやさしい」などの「しよう」の中に含まれている叙想的意義を持つものである。それゆえこれを「意外という意味の should」「正当を意味する should」などいうようなのは全く言語道断であ

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2016/07/26
    "It is surprising that she should love you. などにおける従属節の should の用法" は ”歴史的な観点からは「迂言的接続法」あるいは「接続法の迂言的残滓」と呼ぶべきものである”
  • #2601. なぜ ''If I WERE a bird'' なのか?

    現代英文法の「仮定法過去」においては,条件の if 節のなかで動詞の過去形が用いられるのが規則である.その過去形とは,基的には直説法の過去形と同形のものを用いればよいが,1つだけ例外がある.標題のように主語が1人称単数が主語の場合,あるいは3人称単数の場合には,直説法で was を用いるところに,仮定法では were を用いなければならない(現代英語の口語においては was が用いられることもあるが,規範文法では were が規則である).これはなぜだろうか. もっとも簡単に答えるのであれば,それが古英語において接続法過去の1・3人称単数の屈折形だったからである(現代の「仮定法」に相当するものを古英語では「接続法」 (subjunctive) と呼ぶ). 昨日の記事「#2600. 古英語の be 動詞の屈折」 ([2016-06-09-1]) で掲げた古英語 bēon の屈折表で,Sub

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