論文だけじゃなく、学術誌もニセモノがたくさん。 去年日本では、1本の科学論文がメジャーな学術誌に掲載されたことに始まって上を下への大騒ぎとなりました。論文が公開されることのインパクトが世の中全体に示されるとともに、学術誌で公開されたからって鵜呑みにはできない、という大きな教訓が残されました。 が、論文そのものだけじゃなく、学術誌にも疑わしいものがたくさんあることが判明しました。Fast Companyによると、研究者に「500ドル(約6万円)払えば論文載せてあげる」としつこくスパムメールを送ってくるエセ学術誌がたくさんあるそうです。 そんな学術誌のデタラメぶりを検証すべく、ハーバード大学で保健政策の博士号取得中のMark Shrimeさんがある実験をしました。デタラメと思しき学術誌37誌に、「Cuckoo for Cocoa Puffs?」(直訳:「ココア・パフのためのカッコウ?」、ココア
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