参考文献を適切に引用することは論文執筆の中でも特に重要なポイントとなります。この「引用」に関して押さえるべきチェック項目をまとめました。 1.必要な場所で引用ができているか 文献の引用が不十分だと、記載されたアイディアやメソッド、批判や議論がその論文のオリジナルであるという誤解を与えてしまいます。文献引用はアイディアがどこから来たのかを明示し、読者がそれについてより詳しく調べる助けになります。逆に言うと、既存研究を引用することで自らの論文の手順や主張をサポートすることができます。また、既存研究との関連を議論することは既に述べた通り非常に重要で、その結果が自らのものと矛盾していたとしても無視してはいけません。 1.研究の背景や問いの妥当性 2.使用したメソッドや試料の明示、またそれらを使用する根拠 3.内容や既存研究との関係に関連する議論 において、関連する既存研究が適切に引用されているか確
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