3月に急逝した村上“ポンタ”秀一氏の軌跡を、歴代の機材や仕事道具などの愛用品や音楽、肉声と共に辿る移動型ミュージアム、“PONTA MUSEUM”が、いよいよ明日10月15日からスタート。ここではそれに先駆けて、チケット購入者に渡される“メモリー・ブックレット”に掲載されている、氏のアシスタントを務めた9人の有志座談会の一部を抜粋してお届けする。 ●では、現場で強く印象に残っている出来事を教えてください。 Ichiroh(高橋一郎):角松(敏生)さんの『ALL IS VANITY』のツアー(1991年)のとき、ステージ終盤に「WHAT IS WOMAN」っていうバラードで、曲が1回ブレイクして、ポンタさんの“ダッドッドパン パラドドドド~”みたいなフィルから入る場面があったんですけど、自分もそれがすげぇカッコいいなと思って見てたら、横で舞台監督の人が、“ポンタさんカッコいい!”って泣いてま