Operaに不正アクセス、コードサイニング証明書悪用でマルウェア配布の恐れ:ウイルス対策ソフトでの検出は可能 ノルウェーのOpera Softwareが標的型攻撃を受けた。攻撃者がコードサイニング証明書を手に入れ、Webブラウザ「Opera」の自動更新機能を悪用して悪意あるソフトウェアを配布した恐れがある。 ノルウェーのOpera Softwareは6月26日、標的型攻撃を受けたことを明らかにした。この結果、攻撃者がコードサイニング証明書を手に入れ、Webブラウザ「Opera」の自動更新機能を悪用して悪意あるソフトウェアを配布した恐れがあるという。 Opera Softwareが攻撃を受けたのは6月19日。内部ネットワークインフラに侵入され、ソフトウェアの配布元を認証し、改ざんされていないことを保証する役割を果たすコードサイニング証明書にアクセスされた。 攻撃者はこのコードサイニング証明書