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その通り。問題の本質は、一義的には金融機関の経営の失敗、そして投資家の投資の失敗です。 その失敗の原因は、まず「米国の住宅価格は上がり続ける」という錯誤があったことです。確かに、第2次世界大戦後の米国では住宅価格が一貫して上昇基調にありました。「だから、今後もそうなるだろう」と安易に考えてしまった。そして、その安易な想定に基づいて、これまた安易な投資をしてしまった。 実は、サブプライムローン証券については、投資に必要な情報が十分にそろっていなかったうえに、リスク分析も十分になされていませんでした。本来なら投資に慎重でなければならないのに、先ほどの安易な発想に加え、格付け機関の評価に安易に頼り、それを妄信してしまった。これが2つ目の失敗です。 格付け機関の評価が間違っていたことは、2時限目で話しましたね。そもそも格付け機関がそれほど信頼できるものかどうかは、金融関係者はよく分かっていたはずで
東南アジア仏教には、自分の幸せを素直に祈る心から他人の幸せへと祈りを広げることで、心を癒そうとする教えがある。自分や家族の幸せを祈るというのは、日本人の神社参りとほとんど同じなので、それほど宗教的にとらえなくてもよいだろう。 日本は仏教が盛んなので日常の行事や言い回しにもいろいろ仏教的な文化が色濃く反映している。仏教を心の支えにしている人も多い。今回紹介する「メタ」と呼ばれる「ブッダの祈り」は、心を安らかにする東南アジア仏教の教えだ。 私が「メタ」を知ったのは、女性の仏教研究家シャロン・ザルツバーグ氏らによる洋書「Insight Meditation(洞察瞑想)」からだった。同書は欧米人を対象に現代風の易しい瞑想法を教える学習教材だが、この最終章に出てくる。難しい教えではない。4つの非常に簡単なフレーズだけだ。 同書によれば、ブッダが誰でも心平安に生きられるように教えたものだという。坐禅の
―― ほぼ1年、50回の連載を終えてのご感想からお聞かせください。 深澤 「メンテナンス術」という考え方は、今あるビジネス書や自己啓発書とは逆の発想でした。このため、どのくらいの読者に受け入れてもらえるかと心配していたのですが、予想以上の多くの方に受け入れていただけてよかったです。 「読んで楽になりました」とか「こう考えればいいのか」という感想をいただいて、うれしかったですね。このウェブサイトでの連載は読者からの反応がダイレクトに返ってくるので、読者の意見を取り込みながら記事を書いていけましたし。 それから、自分自身としても「メンテナンス術」を連載することで、この考え方をあらためて実践してみて、使えるなと実感しました。 ―― 「メンテナンス術」という言葉を使った経緯を改めてお聞きします。連載を始める時に伺ったのは、「メンタルではなく、メンテナンスで考えよう」というご提案でしたね。 深澤 以
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン Moira Herbst (BusinessWeek.com記者、ニューヨーク) 米国時間2008年11月17日更新 「Consumer Cutbacks: Look Who's Benefiting」 ニューヨークのフリーライター、エリッサ・モンタスさん(30歳)は、以前より頻繁に安売り量販店で買い物をするようになった。こうした量販店では、ろうそく、調理用焼き型からスーツケースまであらゆる商品を売っている。モンタスさんは、出費を抑え、特売の機会を利用しようと、クリスマス休暇用の買い物も早めに始めた。 洋服を買い足す予定はほとんどなく、「今年は買い物でストレス解消というわけにはいかない」とモンタスさんはぼやく。自分の洋服を買うのは我慢して、親
皆さん、行儀がよすぎませんか? 〜 温暖化をめぐって企業人の「本音」が聞きたい 2008年11月20日 経済・ビジネス環境 コメント: トラックバック (0) (これまでの 石井孝明の「温暖化とケイザイをめぐって」はこちら) 「きれいごと」だらけのビジネス界の議論 「政府の理不尽な主張と戦い、世論に自分たちの正しさを主張しなかったのですか」。ある財界人に、温暖化問題をめぐってこう尋ねたことがあります。すると、「戦えない」という答えが返ってきました。 先進国の温室効果ガスの削減義務を定めた京都議定書の取り決めの結果、世界最高水準のエネルギー効率を持つ日本の産業界はかなりの負担を背負っています。1997年の議定書の採択から現在まで、エネルギー、素材産業の関係者は、誰もが激しく政府と議定書を批判しています。その財界人は冒頭の質問に「世論が怖かったから、何も言えなかった。『反環境』のレッテルが嫌だ
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外資系の広告業界にいると、ことあるごとにアイデアという言葉にぶち当たります。ぶち当たるという表現をあえてつかったのは、それが、ぶっちゃけてしまうと非常にうっとうしい場面で出くわすことが多い言葉だからですね。 外資系というのは、アイデア教の教徒みたいなところがあって、またそれが宗教的であるが故に、アイデアという言葉は様々な解釈がなされていきます。アイデアという言葉の意味は、その宗派によって違うという感じです。人によっては、アイデアとは誰も見たことのないことだったり、アイデアとは説明しにくいことをはっきりわかるようにできるメタファのことだったり。 広告にはアイデアが必要不可欠。そういう言い方をする人が求めている広告は、たいがいは「ビジュアルとんち」だったりします。日本の広告にはアイデアがない、とその人が言うとき、それは、日本の広告には「ビジュアルとんち」がない、と言いたがっていると思って、ほぼ
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「コンサルティング会社に入れば経営者になれる、と思っている学生がけっこういます。この考え方を倉重さんはどう思われますか?」 10月1日からスタートした、シグマクシスの2010年度新卒採用活動が本格化するのに伴い、ある学生向け就職媒体の取材を受けた。やってきた編集者は最近の大学生の就職環境を一通り説明してくれた後、冒頭の問いを発した。 最終的には起業したい、あるいは会社の経営者になりたい、それにはまずコンサルティング会社に入社するのが近道だ、と考える学生が多い。これが編集者の見方だった。それに対して私は「根本的に疑問がある」とストレートに答えた。確かに、コンサルタントを経て起業したり、経営者を務めている人は多い。だが、彼ら彼女らが成功しているの
昼食代を節約するために自分で作ったお弁当や愛妻弁当を会社に持ってきたものの、昼食の時間になるころには冷えてカチカチになってしまい、いつもわびしい思いをしながら食べている人に心強いアイテム「USBあったか弁当箱ポーチ」が登場しました。 これを使えばいつでもホクホクのお弁当が食べられるようになるとのことで、コンビニで買ったお弁当などにも対応しているそうです。 詳細は以下の通り。 これがUSB給電でお弁当箱を温められる「USBあったか弁当箱ポーチ」です。中の温度は約60℃になるため、いつでもお弁当がほっくほくに。 開口部が大きく、弁当箱が入りやすい上に、まんべんなく温めるために上下両面にヒーターが内蔵されているため、使い勝手は良さそう。 試作段階はこんな感じ。USBケーブルの素材や太さを追求し、もっとも効率良くヒーターの性能を発揮する特注ケーブルを作成した上でチャックで密閉性を高め、さらにヒータ
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