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ブックマーク / owa-writer.com (21)

  • 【き】気付く瞬間がいちばん面白い

  • 佐久間一行と笑いの「システム」

    「R-1ぐらんぷり2011」の最大のハイライトは、何と言っても優勝した佐久間一行の1目のネタ「井戸」だろう。このネタで強烈なインパクトを残した佐久間は、最後までその勢いを保ち、一気に優勝へと駆け上がっていった。 この「井戸」のネタは、あらゆる角度から見て、2011年現在のお笑いの最高到達点とも言える傑作だと思う。 ネタの序盤では、かなり細かく「期待の裏切り」で笑いを取るパターンが多用される。着物を着た日風のお化けではなく、ピンク色のお化けが出てくる。舞台セットだと思われていた井戸が、そのままお化けと一緒に動く。暗い音楽ではなく明るい歌。井戸の中にいるお化けではなく、井戸自体がお化け。 中盤に入ると、お化けが井戸からは出られない、という「システム」の解説が始まる。ここでも期待の裏切りが繰り返され、出られないかと思ったら出られる、出られるけど10秒以内に戻らないといけない、と思ったら実はウ

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    jackal0903 2011/02/12
    「システム化」が進む現代のお笑いに対する一種の批評になっているのではないか
  • ブログはすでに死んでいる?

    5月に岩崎夏海さんとトークイベントをしたとき、ブログはもうメディアとして時代遅れになっているのではないか、という話が出た。確かに、岩崎さんは最近ブログを更新していないし、私もあんまり書かなくなった。 今月上旬にはキングコング西野のブログも終了した。あれは、ウェブ上で言葉を固定して自分の主張を展開する、という手法が流行らなくなってきたことを象徴する出来事だと思う。ネット上でじっくり自分の考えを書いても、多くの場合はさほど理解も共感もされず、軽く消費されてしまうだけだ。多くのブロガーはそれにむなしさをを感じて、ツイッターに走り始めたのではないだろうか。 ブログ記事には二種類ある。肩の力を抜いて気楽に書くものと、手間をかけてしっかり書くもの。そして、ツイッターの出現によって前者が完全に淘汰されてしまった。ちょっとしたアイデアや思考を書きとめておくためには、もはやブログは必要ないし、便利でもない。

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    jackal0903 2010/07/30
    ネット上でじっくり自分の考えを書いても、多くの場合はさほど理解も共感もされず、軽く消費されてしまうだけだ。多くのブロガーはそれにむなしさをを感じて、ツイッターに走り始めたのではないだろうか。
  • 紳助は「理屈ありの感動」が好き

    フジテレビの『26時間テレビ』は、結局さんまのコーナーしか見てません。それに関連して、ふと思ったこと。 世間の多くの人は、「理屈抜きの感動」というのが好きだと思う。何だかわからないけど妙に泣ける、説明できないけどなぜかジーンとくる、みたいなのに弱い。そういう人が比較的多い。 でも、感動大好きでおなじみの島田紳助は、実はそういうタイプではないんじゃないだろうか。彼が好きなのは、「理屈ありの感動」だ。紳助は、感動が引き起こされるまでの過程を因数分解して、その部分部分に詳細な説明を加えようとする。マラソンひとつ取っても、「ずっと前から寝る間を惜しんで練習していた」とか、「自分を変えるために走ることに決めた」とか、「普段運動をしたことないのに、無謀にも長距離に挑戦している」とか、背景をべらべらと詳しく語って、なぜそれが感動的なのかという理由を執拗に語りたがる(ここに書いたのは例え話で、実際に紳助が

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    jackal0903 2010/07/28
    世間の多くの人は、「理屈抜きの感動」というのが好きだと思う。何だかわからないけど妙に泣ける、説明できないけどなぜかジーンとくる、みたいなのに弱い。そういう人が比較的多い。
  • すばらしきただの娯楽映画『矢島美容室 THE MOVIE』

    映画『矢島美容室 THE MOVIE 夢をつかまネバダ』を見てきました。予想以上に楽しい映画でした。最近の邦画には珍しいド直球の娯楽映画です。私が思う「娯楽映画」の定義とは……。 ・余分なテーマがない、教訓がない ・笑いあり涙あり ・わかりやすい ・受け手の世代や趣味嗜好に関係なく楽しめる 映像のクオリティとか、CG技術とか、イケメンや美女が出ているかとか、深いテーマがあるか、なんてのは全部どうでもいい。見終わった後に「あー、楽しかった」と思って映画館を出られるかどうか。それだけが娯楽映画の条件です。 その点で、この作品は、ただそれだけを見事に満たしていたと思う。演技が稚拙とかストーリーが単調とか主役3人の女装は見ていられないとか、悪く言おうと思えば小さいつっこみどころはたくさんあるけれど、娯楽映画にそんなことを言ってもしょうがない。『男はつらいよ』を指して「ワンパターン」と言っても

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    jackal0903 2010/05/04
    インターネット上ではきっと、こういう映画は偏見を持って初めから見ないで無視する、みたいなスタンスが格好いいっていうことになってるんでしょう。でも、本当にそれでいいの? もっと素直に、単純に楽しいかどう
  • セクシースノーボーダー外伝 しぶいよ!! コクボさん

    国母和宏の件で、基的なことを確認しておきたいんですけど。あれって結局、服装の乱れじゃなくて、態度が悪いのを叩いてるだけですよね? 当は態度が気にわないくせに、服装のことだけを責めてるみたいな感じにしてるやつらは、心底ゲスいと思う。自分が自分をごまかしてることに気付いてない。 もっと言うと、実際には、態度も服装も別に大した問題じゃなくて、なんかああいう種類の若者はとにかく気に入らない、何でもいいから理由をつけて叩きたい、って思ってる年寄りが世の中には大勢いて、その大きな渦に彼が巻き込まれたっていうだけでしょう。しょうもないなあ。 バカがバカを煽って盛り上がる場合に、ネットでそれが行われると「炎上」と言われて、マスコミがそれをやると「世論」と言われるというのは不思議ですよね。どっちも等しく「炎上」だと思って眺めてますが。 ←炎上してま~す

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    jackal0903 2010/02/18
    バカがバカを煽って盛り上がる場合に、ネットでそれが行われると「炎上」と言われて、マスコミがそれをやると「世論」と言われるというのは不思議ですよね。
  • お笑いとおしゃれは似ている

    『やりすぎコージー』の「東京やりすぎコレクション」という企画を見ていてふと思ったんですが。 「お笑い」と「おしゃれ」は似ているんじゃないかな、と。 どちらも、個人のセンスが問われることでありながら、他人の目を意識せざるを得ない部分もある。どのくらいどっぷりつかるかには個人差があるが、あらゆる人の日常に深く根ざしていて、そこにその人の価値観と美意識がにじみ出てしまう。 そして、何よりも共通していると思うのは、「自分に似合っている服を着る」ということの重要性。お笑いで問われているのは、自分が何者なのか、ということ。無理に背伸びをしたりごまかしたりしても、見る人にはすぐ見抜かれてしまう。自分には何が似合っているのか、自分はどういう人間なのかを徹底的に突き詰めて、身の丈にあったネタができると大きな笑いが生まれる。 そして、どちらの分野にもプロと呼ばれる人はいるけれど、最終的にたどり着くべきゴールの

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    jackal0903 2009/08/07
    個人のセンスが問われることでありながら、他人の目を意識せざるを得ない部分もある。
  • 金田哲の隠し味

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    jackal0903 2009/05/07
    はんにゃ金田の独特のノリの秘密を解く鍵は、彼が愛知県出身というところにあるのかもしれません。
  • はんにゃとオードリーが背負っているもの

    今、はんにゃとオードリーの人気がすごい。何がすごいって、「最近はんにゃの人気がすごい」っていう話そのものをすでに何回も聞いている。オードリーも同じ。つまり、「はんにゃの人気がすごい」というのは、「『はんにゃの人気がすごい』っていうフレーズの広がり方がすごい」という意味で、二重の含みを持っているわけです。ただ人気があるというだけでなく、あいつら人気があるよね、っていう噂の浸透度合いが尋常ではない。 はんにゃとオードリーに対する世間の盛り上がりが、今までに出てきた若手芸人と少し違うんじゃないかと思うのは、人々の期待感のレベルについてですね。いわゆる一発屋芸人のバブル的な人気とは違って、彼らの人気には、人々の高い期待が反映されているのではないでしょうか。 はんにゃは古き良きドタバタコントの達人として、オードリーは独創的なズレ漫才のスペシャリストとして、それぞれその実力を高く評価されています。つま

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    jackal0903 2009/03/24
    瞬間最大風速として今たまたま勢いがあるだけでなく、見え隠れする潜在的な笑いの才能や実力を買われているんだと思うんですね。なんかオーラあるもんな~なんでだろう。きっとキャラのどこかなんだけど。
  • あだ名芸の元祖は松任谷由実だった

    有吉弘行は、「おしゃべりクソ野郎」をはじめとするあだ名芸の第一人者として不動の地位を確立しています。でも、よく考えてみたら、テレビでこれと似たようなことをやっていた人が前にいたのを思い出しました。 その人の名は、松任谷由実。 2005年と2006年に放送された『松任谷由実のオールナイトニッポンTV』という番組で、ゲストとして訪れた人たちにラジオネームを付けるという設定で、すごいあだ名を次々につけていたのでした。どういうあだ名だったか、今ネットで調べて見つかった範囲で書きます。 【黒柳徹子】 乾燥いちじく 【浜崎あゆみ】 プリンセスてじなーにゃ 【倖田來未】 茶渋 【AI】 火の輪くぐり いかがでしょうか。有吉に勝るとも劣らない剛速球を次々に投げ込んでいるユーミンの豪腕にほれぼれしますね。これを言われたときの徹子の戸惑いはいまだに忘れられません。 有吉のあだ名芸は吐き捨てるような冷た

  • 田村淳が50TAに優しい理由

    相変わらず、狩野英孝こと50TAの人気がすごいですね。『ロンドンハーツ』では、田村淳が中心となって彼に壮大なドッキリを敢行。今週は1日限りの緊急復活ライブの模様を放送していました。 淳は50TAの作詞作曲能力や、ミュージシャンとしてのパフォーマンスを徹底的に小馬鹿にしているわけですが、これが不思議と嫌な感じがしないというか、どこか愛のあるいじり方をしているように感じられるわけです。 それはなぜかというと、田村淳自身が、芸人でありながらjealkbというビジュアル系バンドを組んでいて、50TAと同じように音楽活動をやっているからだと思うんですね。実際には、真剣にやっている分だけ淳の方がいじりがいがあるのかもしれない。 同じ病気を抱えているからこそ、他人に共感できたり、優しく接することができる、ということはある。 例えば、『あらびき団』で、東野幸治と藤井隆があらびき芸人たちに対して愛があるのも

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    jackal0903 2009/03/06
    同じ病気を抱えているからこそ、他人に共感できたり、優しく接することができる、ということはある。
  • 友近神話の終焉

    R-1ぐらんぷり2009サバイバルステージの感想を書きます。10点満点で点数もつけていきます。 【三浦マイルド】 ハゲがモテる時代。私はもずくになりたい。1点。 【くまだまさし】 どうだいみんな、ひどいだろー。この意味のない安定感はすばらしい。2点。 【もう中学生】 国会。長いねー。最後にできる「心」があんまりきれいじゃないのも含めてすごいです。3点。 クジで選んだから仕方ないとはいえ、この3組で始まる番組ってすごいですね。どんなに我慢強い人でも、普通はここまでチャンネルを変えてしまうのではないでしょうか。 【友近】 よさこいテレビ。友近の批評精神があんまり有効に生かされていないネタだと思います。あと、4分続けるほどのネタではないかな。4点。 【夙川アトム】 浦島太郎。「チャンネードン」の動きが面白い。ネタの構成について言うと、電話がかかってくる回数が多すぎるんじゃないでしょうか

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    jackal0903 2009/02/16
    一般視聴者は友近を芸人として見限っているのかもしれません。場の空気感、流れ感、消費
  • M-1グランプリ2008決勝リアルタイム更新

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    jackal0903 2008/12/22
    モンスターエンジンとオードリー
  • NON STYLEの漫才を楽しむたった1つの方法

    一般に、キングコングやNON STYLEが見せるようなスピードの速い漫才は、ある種の人たちに不当に低く評価される傾向があります。ただ、あの手の漫才について「チャラチャラしている」「何が面白いのかわからない」などと言っている人はたぶん、実際には「しゃべりのスピードについていけない」「速すぎて何を言っているのかわからない」と感じているのではないでしょうか。 でも、私は例えば、NON STYLEの漫才を高く評価します。それは、スピードについていけるからではなく、ついていけなくても面白いと感じられるからです。漫才を楽しむ上で、芸人が発する言葉の一つ一つを聞いた瞬間に全て拾って理解しなくてはいけない、などと誰が決めたのでしょうか? 理解が一歩遅れても、その「遅れ」を楽しむことができればよいのです。 例えば、音楽とは、聞いている一瞬一瞬においてその場で全て理解できなければ楽しめない性質のものでしょうか

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    jackal0903 2008/12/17
    笑いたい感じになったら勝手に笑ってしまう。スピード感のある漫才がどちらかというと女性や子供にウケやすい理由は、女性や子供の方が、成人男性に比べて「笑いを理解しなくてはいけない」という戒律に縛られてない
  • 有吉弘行が救えないもの

    有吉弘行がいじれるかどうか、ということを芸人の品性の最低限の基準として考えてみてはどうでしょう。 有吉の罵倒芸はたいていの人を救う。ダメなものをオッケーにする力がある。品川庄司・品川祐の出しゃばりは「おしゃべりクソ野郎」、狩野英孝の拙さは「クソ煮込みうどん」、ペナルティ・ワッキーの単純なつまらなさは「クソスベリ芸人」として、見事に全部救われている。 たとえば、キングコング・西野亮廣が有吉にいじられている場面は想像できない。全然面白くなさそうだ。だから西野はダメなんだ、と、こういう形で整理してみるとすっきりするような気がします。 マンガとか映画ではしばしば、警察や国家といった表社会の仕組みでは裁けない悪人を裁くための、裏社会の正義の味方みたいな人が出てきますよね。有吉の存在はそれに近いのではないでしょうか。 明石家さんまやダウンタウンに気に入られるかどうか、というのは、表側の世界で救えるかど

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    jackal0903 2008/10/23
    明石家さんまやダウンタウンに気に入られるかどうかは表側の世界。有吉が罵倒できるかどうかは裏側の世界。表でも裏でも救えない人間こそが、いちばん扱いづらい。西野亮廣が有吉にいじられている場面は想像できない
  • キングオブコントが危ない3つの理由

    ダウンタウン松人志が、ラジオでキングオブコントについて話していて。「あれ?」と思った。みんなが思っているイメージと、松が描いているイメージがだいぶズレているような気がする。松発言の要旨は以下の通り。 ・松は、キングオブコントをC-1とは絶対に呼ばれたくない。なぜなら、M-1の二番煎じみたいに見えるから。 ・この大会を開くにあたり、松は「自分は絶対に審査員をやらない」ということを主張していた。 ・審査員が採点する方式ではなく、出場した芸人人が採点する新しい審査システムになる予定(詳細は未定)。 ……要するに、この大会は、M-1やR-1に並び称されるようなものではなくて、松人志個人の理想と信念に基づく、全く新しい形のお笑い賞レースになるみたいなんですね。 それらを踏まえて、私が思ったことは。 ・この大会は、ヤバい。なぜなら、実質的に松が大きな権限を握っている大会でありながら、今

  • 芸人を素人扱いするTBSのえげつなさ

    ふたを開けてみれば、私が「キングオブコントが危ない3つの理由」という記事で危惧していたことは、ほとんどそのまま現実になっていましたね。 いや、それにしても。最後の審査発表のやり方が、あそこまでダメだとは思わなかった。せめて無記名投票で、アナウンサーが結果だけ読み上げる方式にするのかと思っていた。 いちばん単純に考えると、こうなってしまったのはPの責任。この番組のPは合田隆信。「学校へ行こう!」とか「ガチンコ!」とかを手がけていた人。ドキュメンタリー形式の演出で素人をさんざん煽って、いじって、好き勝手に踊らせる番組で一時代を築いた人です。 そんな彼が今回やってしまったのは、お笑いの大会でプロの芸人をもてあそぶ、という暴挙。敗れた芸人が審査するというシステム自体もひどいけれど、ついさっき決勝の舞台で敗れた6組の芸人に、最終決戦でどちらが面白かったかを口頭で言わせる、というのはどう考えても残酷す

  • サブカルはお笑いに敗れた

    いわゆる「サブカル」は、今絶滅の危機に瀕している。よく言われる話としては、人間の趣味嗜好が多様化してサブカルとひとくくりにできなくなってきた、とか。どれがメインでどれがサブだとか言えなくなってきている、とか何とか。 それはわかる。わかるけど、単なる状況証拠から見て、一つ言えることがある気がする。 ・「クイックジャパン」で毎号のようにお笑い特集をやるようになった。 ・「ロフトプラスワン」のイベントで、芸人のトークライブがやたら増えてきた。 クイックジャパンとロフトプラスワンというと、現代に残るサブカル界の最後の砦のような場所だと思うんですが、そこすらも今はお笑いによって蹂躙されている。 お笑いもサブカルの一ジャンル? いや、もちろんそれはそうなんだけど、たとえば今のQJとロフトからお笑いを取り去ったら、あとに残るものはずいぶんさびしいものになるに違いない。サブカルはいつのまにか、お笑いに依

    jackal0903
    jackal0903 2008/10/05
    今の「アメトーーク」なんかには、昔のサブカル雑誌っぽいノリが感じられるような気がする。楽しんでいる人間の数は二桁違うけど。
  • http://owa-writer.com/2008/08/post_216.html

    jackal0903
    jackal0903 2008/10/05
    『アメトーーク』で「餃子の王将」が取り上げられたら、王将に行きたくなるでしょう。自転車の楽しさを熱く語られたら、自転車に乗りたくなるでしょう。エヴァンゲリオンが紹介されたら、ちょっと見てみようかなと思
  • さよなら、やりすぎコージー

    「やりすぎコージー」がゴールデンに進出するそうで。ゴールデンに行ったら面白さが半減する、という声も強いみたいですが、果たしてどうなんでしょう。 「やりすぎコージー」は、番組としての賞味期限はもう切れかかっているんじゃないかと思う。「りあるキッズ安田の悩み相談SP」「森三中・村上ロストヴァージンSP」など、何回かに1回は振り切ったすごい企画をやるときもあるけれど、どうってことのないハズレ企画の割合もかなり高くなっている。 つまり、最近の「やりすぎコージー」は、必ずしも深夜じゃないとできないことをやっていたわけではない、と思うのです。その意味ではゴールデンに行くのもわからないでもない。そこではそれなりの無難な企画をやればいいだけのこと。 実際、深夜番組がゴールデンに行くときには、このパターンが結構多いんじゃないでしょうか。すでに賞味期限が切れかかっているものを最後に絞り出して終わる、と。 限り