ウィズユーカード廃止 札幌市共通乗車券 来年5月末で販売終了 (12/18 07:15) 札幌市は17日、札幌市営地下鉄などで利用できる磁気式の共通乗車券「ウィズユーカード」の販売を、来年5月末で終了する方針を固めた。同市が発行するICカード乗車券「SAPICA(サピカ)」へ一本化する狙いだ。利用は2015年3月末までで、払い戻しも20年3月末に終える予定だ。ただ、付与される割増率はサピカより一部のウィズユーカードの方が高く、利用者から不満が出そうだ。 同市交通局は一本化に伴い、使い捨てだったウィズユーカードの製作経費など、4年間で約26億円の削減効果を見込む。市交通局は、市営地下鉄で3千億円を超す累積欠損金(借金)を抱え、経費削減にも役立てたい考えだ。 どちらのカードも札幌市内の地下鉄や路面電車、バスなどで利用できるが、JRでは使えない。 前の記事 次の記事