「ベンモするね」。すでに動詞として使われるほど、日常生活に浸透している個人間送金サービスアプリ「ベンモ」。米国で、特に若年層を中心に圧倒的な人気を得ている。その理由は、手数料が無料であること、そしてフェイスブックのようなソーシャル機能があること。また、絵文字が送りあえるカジュアルさもウケた。友人との楽しいソーシャルの時間を応援する送金アプリは、若者のニーズにピッタリ—のはずだった。ベンモのヘビーユーザーが急増する中で、ミレニアルズたちは使えば使うほど気持ちをこじらせているらしい。 ビール代もスマホで友だちに送金! たとえば「みんな(3人)で車を借りてキャンプ行こう」というとき。一人がまとめて車のレンタル代やガス代、保険代など諸々を支払い、それをあとで割り勘しようといった際にベンモが便利だ。合計金額を複数人で割れば細かい端数が生じることもある。現金で割り勘だと小銭分は切り上げたり下げたりして