今年4月の国際標準化機構(ISO)による米Microsoftのドキュメントフォーマット「OOXML」承認について、ノルウェーの標準化団体であるStandard Norgeのメンバー13人が、プロセスに抗議して辞任した。 9月29日付の公開書簡では、辞任の理由として、今回の投票でStandard Norgeの投票プロセスに抗議し、自分たちの技術コミッティよりもMicrosoftの書簡を優先させたこと、技術や社会利益よりも商業的な利益を追求したこと、Standard NorgeとISOはルールに違反したこと、ITセクターの信頼を失ったことなどを記している。OOXMLの標準化に関する技術コミッティは23人で構成されており、同公開書簡には過半数の13人が署名している。 ノルウェーは2007年の初回のISO投票では反対票を投じていたが、今年はじめの投票では賛成に転じていた。Standard Norg
一般に広く利用されているAdobe SystemsのPortable Document Format、お馴染みの名前で言えばPDFが現地時間7月2日に、国際標準化機構(ISO)によって新たな標準として認証された。 AdobeはPDFテクノロジの主要な開発者であり、特許保有者でもある。そしてこの2日に、PDFバージョン1.7の仕様すべてが、ジュネーブに本部を置くISOに標準として認証されたのだ。この認証は、AdobeがPDF仕様をAssociation for Information and Image Management(AIIM)に公開し、ISO認証への道筋を拓いてから1年半後のことである。 ISOは新規格(ISO 32000-1:2008)についてのプレスリリースで、Adobe Systemsの最高技術責任者(CTO)であるKevin Lynch氏のPDF普及に関する発言も引用した。
文:David Meyer(Special to CNET News.com) 翻訳校正:矢倉美登里、高森郁哉2008年05月28日 15時18分 Microsoftのドキュメントフォーマット「Office Open XML(OOXML)」の正式な標準化は、国際標準化機構(ISO)に対して異議申し立てが行われたことから、遅れる可能性が出てきた。 OOXMLは2008年4月初め、各国の標準団体から標準化認定を受けるに足る票を集めた。その後、ISOの標準化手続きに従って、「Draft International Standard(DIS) 29500」という正式名称の技術標準として、手続きの延期や中止を求める申し立てを受け付ける2カ月間の期間に入った。延期や中止を求めるには、ISOの「Pメンバー」(参加メンバー)が決定に対して正式に異議を申し立てる必要がある。そうした中、「南アフリカ標準局」(
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