友人との親密度を視覚化する『ソーシャル・ファブリック』 2005年7月12日 コメント: トラックバック (0) Daniel Terdiman 2005年07月12日 イタリアの地方都市イブレアにある『インタラクション・デザイン・インスティテュート・イブレア』の修士課程でデザインを学ぶスティーブン・ブライスさんは、一時的にベルリンに滞在した際、ベルリン市内のいたるところで携帯電話や携帯情報端末(PDA)が使えることに感動した。しかし、これほど普及しているにもかかわらず、この技術が、現実の人間関係という場面ではうまく活用できていないことにブライスさんは気がついた。 そこでブライスさんは、ソーシャル・ネットワークのプロジェクト『ソーシャル・ファブリック』に着手した。ブライスさんが考えるプロジェクトの究極の目標は、一目見ただけで自分がどれぐらい友人関係に気を配っているかわかるようにすることだ。