2得点を決め、代表通算得点2位の三浦知良にあと9点とした岡崎慎司。2列目のスタメン争いは激しいが、1トップは現状岡崎が鉄板の状態。彼の調子がチームをも左右する。 結果は驚きではない。これぐらいの大差は当然だ。6-0で勝利した9月8日のアフガニスタン戦である。 イランの首都テヘラン郊外のアザディスタジアムには、アフガニスタンのサポーターが押し寄せた。8650人の観衆に占める日本人サポーターは、圧倒的な少数だった。 とはいえ、アザディスタジアムは12万人以上を呑み込んだこともある巨大な空間だ。両国にとっての中立地が、日本にとってのアウェイとなったわけではない。耳障りなチアホーンを吹くばかりの観衆は、日本がゴールを奪うたびに意気消沈していった。スコアが5-0になると、席を立つ人が目につくようになった。 FIFAランキング130位のアフガニスタンには、ドイツの下部リーグでプレーしている選手が多い。
![妥当な結果でも、大勝はやはり爽快。アフガン戦の6点を生んだ“揺さぶり”。(戸塚啓)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/27afa21f4c50581a6d70ab73c793352df91746d2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fe%2F5%2F-%2Fimg_e54aae7c95765fb2ca889f1489a74396219441.jpg)