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ブックマーク / deeeet.com (16)

  • Infrastructure as Dataとは何か

    最近GCPから登場したKubernetes YAMLのPackage managerであるKptは「Infrastructure as Data(Configuration as Data)」という考えかたを基礎としてそれを推し進めようとしている.それ以外にもKubernetesのEcosystemには(明示はされていなくても)この考え方が中心にある.Infrastructure as Codeとは何が違うのかなど歴史を振り返りつつまとめてみる. (指針はBorg, Omega, and Kubernetesという論文にあるが「Infrastrcuture as Data(Configuration as Data)」という言葉を明確に定義した文章はない.この記事はReferencesに挙げるいくつかのPodcastにおける@kelseyhightowerの発言や,それに反応する@bgra

    jazzanova
    jazzanova 2020/05/11
  • なぜMicroservicesか?

    現職においてMonolithアーキテクチャからMicroservicesアーキテクチャへの移行とその基盤の構築に関わって2年近くが経った.未だ道半ばであるがこれまでの経験や日々のインプットをもとにいろいろ書いておこうという気持ちになった.記事ではそもそもMicroservicesアーキテクチャとは何かを整理し,なぜやるべきか?・なぜ避けるべきかを整理する. Microservices? Microservicesアーキテクチャとは「Single purpose,High cohesion,そしてLoosly Couploedなサービスを組み合わせてシステムを構築する」アーキテクチャ手法である.それぞれの原則をまとめると以下のようになる. Single purpose: 一つのことに集中しておりそれをうまくやること Loose coupling: サービスは依存するサービスについて最小限の

  • Kubernetes上でgRPCサービスを動かす

    Kubernetes上でgRPCサービスを動かすことが多くなってきている.が適切にロードバランスをする,リクエストを落とさずサービスをデプロイするためにいくつか注意することがあるので簡単にまとめておく. 以下の2つを意識する. Kubernetes ServiceはL4のLoad balancer(LB)であること gRPCはコネクションを使いまわすこと KubernetesのPodは死んだり作られたりを繰り返す.KubernetesのPodにはそれぞれ内部IPがアサインされるが,このIPはPodが新しく作成される度に変わる.IPが変わってもPodにアクセスするためにKubernetesではServiceをつくる.ServiceはPodを抽象化しVirtual IP(VIP)を提供する.VIPを使うことでPodのIPが変わってもPodにアクセスすることができる. VIPはNetwork i

  • GolangのGCを追う

    Go1.5とGo1.6でGoのGCのレイテンシが大きく改善された.この変更について「ちゃんと」理解するため,アルゴリズムレベルでGoのGCについて追ってみた. まずGoのGCの現状をパフォーマンス(レイテンシ)の観点からまとめる.次に具体的なアルゴリズムについて,そして最後に実際の現場でのチューニングはどうすれば良いのかについて解説する. GoのGCの今 最初にGoのGCの最近の流れ(2016年5月まで)をまとめる. Go1.4までは単純なStop The World(STW)GCが実装されていたがGo1.5からは新たなGCアルゴリズムが導入された.導入の際に設定された数値目標は大きなヒープサイズにおいてもレイテンシを10ms以下に抑えることであった.Go1.5で新たなアルゴリムが実装されGo1.6で最適化が行われた. 以下は公開されているベンチマーク.まずはGo1.5を見る. Gophe

  • "Microservices"を読んだ

    James Lewis氏とMartin Fowler氏による“Microservices”を読んだ.以前ざっと目を通したが,最近よく耳にするようになったのでちゃんと読んだ.以下はそのメモ. 概要 “Microservices” とはソフトウェアシステムの開発スタイルである 近年このスタイルでの開発を見てきて良い結果が出ている 初出は2012年の3月の“Micro services - Java, the Unix Way” Microserviceは一連の小さなサービスで1つのアプリケーションを開発する手法 それぞれのサービスは自身のプロセスで動いており,軽量な機構(e.g., HTTP API)を通じて情報をやりとりする これらのサービスは独立して自動デプロイされる 一枚岩として構築されるMonolithicスタイルのアプリケーションと比較すると分かりやすい 一般的なエンタープライズのア

  • 複数プロジェクトを抱えるチームでのデプロイ自動化

    複数プロジェクトを抱えるチームでのデプロイ自動化 1つのチームで,10以上のプロジェクト,コードベースを抱える場合にどのようにデプロイの自動化を進めたか,工夫したこと,考慮したことなどをまとめておく. デプロイツールには,Python製のfabricを採用しているが,他のツールでも同様のことはできそう.なお,fabricの基的な使い方などは既にインターネット上に良い記事がたくさんあるので書かない(最後の参考の項を見てください). fabricの選択 シェルスクリプトとCapistranoを考慮した. まず,シェルスクリプトは人によって書き方が違うため,統一が難しくメンテナンスコストも高い.また共通化も難しい. 次に,Capistranoは,裏でやってくれることが多く,学習コストも高い.プロジェクトによってはかなり特殊な環境へのデプロイも抱えているため,Capistranoの前提から外れる

  • Tmux Plugin Manager(TPM)を使う

    Tmux Plugin Manager(TPM)を使う TL;DR tmux-plugins/tpmを使うと,Gemfileやpackage.jsonのように,tmux用のpluginを~/.tmux.confに書いてインストール/有効化することができる. 使い方 まず,tpmをインストールする. $ git clone https://github.com/tmux-plugins/tpm ~/.tmux/plugins/tpm 次に,以下のように~/.tmux.confに利用したいプラグインを記述する.プラグインはtmux-pluginsにまとまっている. set -g @tpm_plugins " \ tmux-plugins/tpm \ tmux-plugins/tmux-sidebar \ tmux-plugins/tmux-copycat \ tmux-plugins/tmux

  • Martini(+Ginkgo)をWerckerでCIしてHerokuにデプロイ

    Martini Demo from Martini on Vimeo. #117: Go, Martini and Gophercasts with Jeremy Saenz - The Changelog を聴いていて,Sinatra風のGoの軽量WebフレームワークであるMartiniというのを知った.上に貼ったデモを見るとほとんどSinatraで良い感じ.Goはしばらく触ってなかったし,最近のGo事情を知るためにMartiniを触りつついろいろ試してみた. あとCIサービスのWerckerも良さそうだなと思いつつ触ってなかったので,この機会に使ってみた. やってみたのは, [Martini]()で簡単なGo Web Applicationの作成 Ginkgoを使ってBDDテスト [Wercker]()でCI Go Heroku buildpackでHerokuにデプロイ 今回のソース

  • 好きなPodcast

    twitterでちょっとつぶやいてたけど,最近自分がよく聴いてるPodcastをまとめてみる.Tech系以外もすこし混じってる.他にオススメあれば教えてください. 日語 Rebuild - Podcast by Tatsuhiko Miyagawa - Podcastを聴くという習慣はここから始まった.大学院生のころからずっと聴いてる.Liveもできる限り聴いてる.大ファン.取り上げる技術もすごい尖っていて面白い.全エピソード好きだけど,敢えてあげるなら,“3: MessagePack”,“14: DevOps with Docker, chef and serverspec”,“27: Dragon Quest, Docker and AngularJS”,“35: You Don’t Need API Version 2”, “37: N Factor Auth”,“42: When

  • Dockerとtmuxを連携するdmuxというツールをつくった | SOTA

    Docker + tmux = dmux ! dmuxを使うと現在起動中のtmuxのwindowにおいて,新しくpaneをつくりそこでDockerコンテナを起動することができる.使い捨て,かつ高速に起動するクリーンな環境でコマンドを試したり,ツールを入れて使ってみたりなどといったことができる.また,プロセスと途中で止めて,後にそれを再開することもできる. デモ 以下は簡単な動作例. 上のデモでは,以下のことが可能であることを示している. dmux initにより新しいpaneでコンテナを起動し,そこにアタッチする dmux stopでプロセスを停止してpaneを削除する dmux startで停止したプロセスを再開して再びコンテナにアタッチする(for文が途中から再開している) dmux deleteでコンテナとpaneを削除する なぜつくったか Dockerのv0.12.0で追加されたp

    Dockerとtmuxを連携するdmuxというツールをつくった | SOTA
  • ghq + percol + docc | SOTA

    プロジェクトのディレクトリをどのように管理するかってのは長年の悩みだった. Go言語を使うようになるとそのシンプルなディレクトリ構成が自分の中で1つの最適な解となった.GithubGoogle Codeにソースをホストすることが前提となっている今,ホスト名・ユーザ名・プロジェクト名によるGoのディレクトリ構成はどのようなプロジェクトでも通用する.そのため,最近は,社内のプロジェクトを含め,すべてプロジェクトディレクトリをGoの作法に従うように管理するようになった. そして,以下の記事に出会った. Rebuild: 42: When in Golang, Do as the Gophers Do (lestrrat) ghq: リモートリポジトリのローカルクローンをシンプルに管理する - 詩と創作・思索のひろば (Poetry, Writing and Contemplation) gh

    ghq + percol + docc | SOTA
    jazzanova
    jazzanova 2014/06/12
  • HerokuのAPIデザイン

    Herokuが自ら実践しているAPIデザインガイドをGithubに公開した. “HTTP API Design Guide” このガイドは些細なデザイン上の議論を避けて,ビジネスロジックに集中すること目的としている.Heroku特有なものではなく,一般にも十分適用できる知見となっている. 最近は,モバイル向けにAPIをつくることも多いため,勉強もかねて抄訳した.なお内容は,HTTP+JSONのAPIについて基的な知識があることが前提となっている. 適切なステータスコードを返す それぞれのレスポンスは適切なHTTPステータスコード返すこと.例えば,“成功"を示すステータスコードは以下に従う. 200: GETやDELETE,PATCHリクエストが成功し,同時に処理が完了した場合 201: POSTリクエストが成功し,同時に処理が完了した場合 202: POSTやDELETE,PATCHリク

  • Dockerとは何か?どこで使うべきか?

    この記事はDockerに関する実験的な記事や,Buildpackを使ってHeroku AppをDocker Containerとして使えるようにする“building”の開発などで知られるCenturyLink Labsの “What is Docker and When To Use It”の翻訳です. Dockerとは何か?Dockerをどこで使うべきか?についてよく見かける記事とは違った視点から説明されています. 翻訳は許可をとった上で行っています. Dockerとは何でないか Dockerとは何かを説明する前に,Dockerは何でないかについて述べる.Dockerの否定形は何か?Dockerの制限は何か?Dockerが得意でないことは何か? DockerLXCのようなLinux Containerではない DockerLXCだけのラッパーではない(理論的には仮想マシンも管理でき

  • Macのターミナルでビールが降る

    Macのターミナルでビールが降る 辛いことがあったときに,どうぞ. $ ruby -e 'C=`stty size`.scan(/\d+/)[1].to_i;S="\xf0\x9f\x8d\xba";a={};puts "\033[2J";loop{a[rand(C)]=0;a.each{|x,o|;a[x]+=1;print "\033[#{o};#{x}H \033[#{a[x]};#{x}H#{S} \033[0;0H"};$stdout.flush;sleep 0.01}' Gifzo 参考 Macのターミナルで顔が降る Let it Snow in the Terminal of Mac OS X with This Command

    jazzanova
    jazzanova 2014/04/30
  • Packerを使ってChef/Puppet/AnsibleでDockerのイメージをつくる

    Packerを使ってChef/Puppet/AnsibleでDockerのイメージをつくる Packerは,Vagrantの作者であるMitchell Hashimoto氏によって開発が進められているVirtualBoxやVMWare,Amazon EC2などの仮想マシンのテンプレートの作成を行うツール.VagrantのVirtualBox用のBoxを作るveeweeに置き換わるツールとして知られている.最近のアップデートDockerのイメージのビルドをサポートした. TL;DR Packerを使えばDockerのイメージをDockerfileを使わずビルドすることができる つまり,Dockerfileの特有な記述を使わず,今まで慣れ親しんできたChefやPuppet,Ansibleのようなプロビジョニングツールを使ってDockerのイメージをビルドできる. 参考 Dockerイメージの

  • 公式のDocker client for OSXがリリース

    公式のDocker client for OSXがリリース 2014.01.02にOSXdocker clientがリリースされた.DockerGoで書かれているので,OSX上で自分でビルドして使ってる人もいたが,今回は公式のバイナリリリース.さらに,Homebrewのhomebrew-binaryレポジトリにFormulaも追加され,すぐに使えるようになった. clientなので,VMもしくはリモートに立てたDocker deamonに対してローカルからコマンドが叩けるようになったということ.とりあえず,ローカルにVM立てて触ってみた. tcnksm/docker-osx まず,dokcer clientのインストール. $ brew update $ brew tap homebrew/binary $ brew install docker Vagrantfileは以下のようにす

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