http://d.hatena.ne.jp/anutpanna/20070524#p1(東映70年代傑作選 アヌトパンナ・アニルッダ) なんということだ!! シネマアートン下北沢が「東映70年代傑作選」と称して、東映暴力アクション映画を3週間に渡って上映するらしい。いいなあ……。 どれもお勧めなのだが、個人的に一番好きなのが深作欣二監督、松方弘樹主演の「北陸代理戦争」(77年)だ。たぶん日本映画の中で5本の指に入るくらい好きだ。 「仁義なき戦い」が記録的なヒットを飛ばし、東映は実録ヤクザ路線を突き進んだのだが、「北陸代理戦争」はその実録路線の最後を飾る作品だった。「仁義なき」の焼き直しだとか出がらしのようだと言われ、また75年の深作作品「仁義の墓場」のほうがカルト的な人気を得てしまったのだが、「北陸」もまた深作欣二らしい個人主義思想とパンク魂が爆発した傑作だと思う。それは製作された70年後