タグ

ブックマーク / gitanez.seesaa.net (11)

  • Fw:本当に考えたの?(それは「考えた」と言わない。):DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「頭の中にあることを瞬間的に出せる訓練をしないとコンセプトもへったくれもない」でアウトプットを積み重ねることの大事さを書きましたが、森博嗣さんがまさにドンピシャなことを書いておられたのを知ったのでここで転送(元ネタはschtarkさんのブックマークより)。 学生に「考えてきたか?」と尋ねると、「考えましたが、ちょっと良い案を思いつかなくて」と言う。「じゃあ、悪い案を幾つか見せなさい」と言うと、きょとんとした顔で、「いえ、悪い案も思いついていません」と言う。「考えましたが、まだ、ちょっとまとまらなくて」と言うから、「では、まとまらないものを見せて下さい」と言っても、たいてい見せてもらえない。 こういうのは、僕の場合「考えた」とはいわないのである。 「いろいろ考えてはいるんです

    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/12/20
    埋めるべき穴がわかってはじめてそこで見えてくる。途中経過もアウトプットすること。→大貫卓也氏や佐藤可士和氏のアウトプットの数はすごいですよ。ロゴ1つでも300ぐらいバリエーション作りますから。
  • 頭の中にあることを瞬間的に出せる訓練をしないとコンセプトもへったくれもない:DESIGN IT! w/LOVE

    と言い切ってるところが痛快です。 殻に閉じこもって内側にイメージをずーっと溜めている、それが普通の人原さんがクロッキーの訓練をはじめたのは美大を卒業して会社に入って働き始めてから数年経った20代後半だったそうです。もちろん、美大でデッサンの訓練は積んでいて「フォルムを見る目の訓練」「ちゃんと精密にものを見て、再現する技術」はそこそこにあったと言っています。 それでも「それだけじゃアイディアをぱっと表出できない」と原さんは言います。 心の内と外側の世界は、案外簡単には行き来できないんです。殻に閉じこもって、自分の内側にイメージというものをずーっと溜めている、それが普通の人なんです。 対談者の阿部さんはこの話を聞いて「技術だけではなく、外に出せないと意味がないと」と応じていますが、まさに「外に出せないと意味がない」と思います。それもスピーディーに出せないといけない瞬間が仕事をしていればいくらで

    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/12/18
    ブレーキング⇒ドローイングへ。「自分でしでかしてしまうこと」に対して、平気になって、いちいち恥ずかしいなんて思わない。とにかく頭の中にあることや見たことを瞬間的に外に出してしまうことが大事。
  • モノからモノが生まれる/ブルーノ・ムナーリ: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 現在、「デザインの方法:ブルーノ・ムナーリの12のプロセスの考察」と題して、企画設計=デザインの方法についての考察を行っていますが、僕がこの考察をはじめたきっかけが、この『モノからモノが生まれる』です。 企画するのは、そのやり方を知っていれば簡単なことである。 問題の解決に至るための方法を知っていれば、どんなことも容易となる。生活のなかで出くわす問題にはきりがない。解決の方法を知らないために難しくみえる単純な問題もあれば、解決不能と思われる問題もある。 先の「デザインの方法:ブルーノ・ムナーリの12のプロセスの考察(e.素材と技術)」でも書きましたが、デザインとものづくりは別物と考えるべきです。特定のものや商品カテゴリーと固く結びついているのは、ものを実現する職人やメーカー

    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/12/18
    特定のものや商品カテゴリーと固く結びついているのは、ものを実現する職人やメーカーであって、デザインは特定のものの領域に縛られることはない。方法を知っていれば、どのようなモノにも応用できる。
  • デザインの輪郭を決める3つの制約条件: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 物事の背後に存在する関係性が見えなければデザインはできない、ということについて考えたのが「関係性を問う力、構造を読み解く目がなければデザインできない」というエントリーでした。 このことを深澤直人さんは、『デザインの輪郭』のなかで次のように表現しています。 結局、僕は空間に輪郭を描いている。 デザインの輪郭とは、なんとなく、具体的なかたちの周りにあるぼあっとしたもの。 関係が見えるんです。複雑なものが、すうっと。 デザインの輪郭とは、複雑なものが描く関係性です。その輪郭が見えるか見えないかがデザイナーにとっては重要な問題です。「いったい誰がデザイナーなんでしょう?」でも書きましたが、デザインはお絵描きでもなければ、ものづくりでもありません。ふつうの人には見えない複雑な関係性を

    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/11/13
    3つの制約事項とは、ユーザー、企業、技術→決定的なものが抜けています。それは「社会」です。ユーザーと企業が浮ついた状況を、技術が後押ししているから、くだらない商品が大量に作られ続けています。
  • 関係性を問う力、構造を読み解く目がなければデザインできない: DESIGN IT! w/LOVE

    ちょっと危機感を感じています。デザインに対する危機感です。 だから、下記の引用は当にそのとおりだと思う。 いま、日は漠然としすぎている。 疲れているわけではない。一部には熱意もある。ところが、何かが発揮されないまま、すっかり沈殿したままになっている。歴史と現在が大胆に交差しないからである。 いや、僕がそのとおりだと思うのは「日は漠然としすぎている」というところではなく「歴史と現在が大胆に交差しない」部分。 過去のことは自分には関係ないと思っているのだろうか?と思うことがよくあります。 いや、関係ないとかいう前に、そもそも過去と自身の現在に関する構造をみる力が足りないのだと思います。物事の関係性を読み解く力、見る目が極端に不足している人が多いのだと感じます。 だから過去が現在と交差しない。だから何かが発揮されないまま漠然としてしまう。 関係を読み解く力、構造化が苦手な人に、モノの輪郭を

    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/11/11
    歴史と現在が交差しない→これは、張りと選択圧のバランスを欠いているからです。競走によって焦り、同質化によって無理な接木をする。その結果、整理されていないモノ・ヒトが溢れるという状況につながっている。
  • スピードを上げたいなら速度を上げるんじゃなくてスタートを早めること:DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 怒涛の一週間が終了。 忙しいというか、とにかくユーザー調査やら社内外でのワークショップ&ブレスト、企画書&見積もり作成、顧客対応やならなにやらで、予定がつまっていて、かなりとっちらかった状態です。 来週以降も引き続き、こんな具合に予定が詰まってるので、できるだけ準備は周到に、イメトレなどもしつつ、それぞれの番を迎えられるようにしたいと考えてます。 で、こんだけ予定がびっしり詰まってる中でもどうにか回ってるのは、やっぱり何より早い段階から準備だけは整えていたおかげかなと思ってます。 必要になって準備をはじめるのではなく、もっと前から準備しておくこと。 そうしないと、スピードをあげることなんてできません。 これが意外とわかってない人が多いんだと思います。 人だけじゃなくて企業

    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/10/28
    時間の短縮ではなく先取りを考える。費やす時間の短縮ではなく、スタートする時期自体を早める。獲物を狩るのではなく、計画的に田畑を耕し実を育てる。他を追随しないで、自分で仕事を作る。
  • 自分をつくる:其の3.自分の「好き=数奇」をつくる3つのポイント: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 いいデザインをするにはいいデザインを知っていなくてはならない。 いい仕事をするには何がいい仕事なのかを自分でわかっていなくてはならない。 そして、自分たちがつくったものを他人に好きになってもらうには、何よりまず自分が何が好きかということを深く理解していなければならないのだと思います。 「自分をつくる」ということは、1つには、自分の「好き=数奇」をつくるということだと考えます。 好みを知ることはものづくりに関わる人にはとても重要なこと好みのなんたるかを知らないデザイナーに、客の好みにあったものをつくる力はありません。好むということがどういうことかを、自分自身の好みによって知っている人だけが、他の人の好みについても想像できるのではないかと思います。 味の違いが分からなければ、繊

    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/10/24
    いいデザインをするにはいいデザインを知っていなくてはならない。いい仕事をするには何がいい仕事なのかを自分でわかっていなくてはならない。そして、何より自分が何が好きかということを理解しなければならない
  • これからは「いらないけれど、欲しくて仕方がないもの」をつくらないとね: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 スキ!好き!数寄! やっぱり今の時代、数奇のこころが重要なんじゃないかと思うんです。 マンガ『へうげもの』の主人公、古田織部なんかをみているとうらやましくなります。中途半端なものは欲しくない。 もう「必要だから仕方なく買うもの」をつくってはいけない。だってゴミだから。だからこそ、こんな言葉にはとても共感します。 私が日でつくろうとしているのも「必要はないけれど欲しいもの」である。「必要がないもの」というと、資源をムダなゴミにするものと思われるかもしれないが、それは逆だ。私は、日のような国は、もう「必要だから仕方なく買うもの」をつくってはいけないと考えている。 「いらないけれど、欲しくて仕方がないもの」をつくらなければならない。そういうもののほうが、長年にわたって使われる

    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/10/16
    これからは「いらないけれど、欲しくて仕方がないもの」をつくらないと。もう「必要だから仕方なく買うもの」をつくってはいけない。だってゴミだから。→+デザインしないのもデザイン、デザインのリサイクル
  • amazonアソシエイト第3Q(7月-9月)で注文の多かった本Best10: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 amazonアソシエイトの第3Q(7月-9月)のあいだで、注文の多かった、上位10冊を紹介します。 ちなみに前回の順位はこちら(「Amazonアソシエイト・プログラムの第2四半期の注文数ベスト10」)。 では、さっそく。 1位 ペルソナ戦略―マーケティング、製品開発、デザインを顧客志向にするジョン・S・プルーイットの『ペルソナ戦略―マーケティング、製品開発、デザインを顧客志向にする』。前回も1位だったこの。ペルソナ関連のエントリーを書くたびに紹介していることもあり、今回も1位でした。ペルソナとは何か、何の役に立つかを知るためには、わかりやすいだと思います。 2位 自分の仕事をつくる西村佳哲さんの『自分の仕事をつくる』が第2位に。これはなんとなく順当かと。このブログの想

  • デザインってスゴイんだってことをもっと本気で言わなきゃダメだと思う:DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 デザインというものを小さく捉えすぎてはいませんか? 見た目を美しくするのもデザインだし、それを自分が持っていることに喜びを感じさせるような愛着を生み出すのもデザイン。 もちろん、そのモノとしての機能性を生み出すのもデザインだし、人々の暮らしの中で使い勝手のよいモノをなるようにするのもデザインです。 また、既存の技術にこれまでなかった用途を生み出すイノベーションを実現するのもデザインだと思います。 デザインというのは、そうした諸々を統合的、包括的にまとめあげる作業だと思うんです。 PowerPointで提案書を書くデザインがいかに包括的な作業で、統合力が必要なものか。例えば、PowerPointで提案書を書くことを例にとって考えて見ましょう。 提案書を書くという行為は、まぎれ

    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/05/08
    デザインというのは、そうした諸々を統合的、包括的にまとめあげる作業。統合力、包括性。呼び名はインテグレーション力でも、総合力でもいいですけど、そういう力がデザイナーに求められる能力だと思う。
  • DESIGN IT! w/LOVE

    台風12号の上陸とともに読みはじめたメルヴィルの『白鯨』3巻を、先日の台風13号の上陸を前に読み終えた。 終わり近くで、エイハブ船長率いる捕鯨船ピークオッド号もまた台風に巻き込まれるのを台風13号の訪れを前にしながら読み進め、3巻合計1200ページ強を12日かけて読み終えたのだった。 読みはじめたばかりの頃に別の場所でも「鯨の語源」という記事で書いたが、この『白鯨』という小説、所謂「小説」と思って面らう。小説でもあるが、百科全書的なのだ。 ヨーロッパ中世というのは実におもしろい時代だと思う。 そのことは1つ前の「中世の秋/ホイジンガ」でも紹介したが、今回紹介するジョルジョ・アガンベンが『スタンツェ―西洋文化における言葉とイメージ』で描く、中世の人々の思想世界もなかなか興味深い。 例えば、「中世の心理学によれば、愛とは質的に妄想的な過程であり、人間の内奥に映し出された似像をめぐるたえまな

    jazzfantasista
    jazzfantasista 2007/05/08
    棚橋弘季氏のブログ
  • 1