愛知県小牧市の住民投票で反対多数だった「TSUTAYA(ツタヤ)図書館」計画の見直しの行方が見えない。賛否だけを問うたため、反対理由が明確でないからだ。白紙撤回の主張の一方で、普通の図書館の新設を求める声もあり、市はツタヤ方式を維持したまま計画を修正することを視野に入れる。
医学生理学賞に次いで物理学賞でも日本の科学者がノーベル賞の共同受賞者になった。そのニュースを伝える日本の新聞――といっても、年金生活に入った今では購読する新聞は朝日新聞だけになったので、具体的には朝日新聞の事だが――の記事には、がっかりさせられた。 たとえば、10月7日朝刊1面トップの受賞記事だが、リード部分で「スウェーデン王立科学アカデミーは6日、今年のノーベル物理学賞を東京大学宇宙線研究所の梶田隆章教授ら2氏に送ると発表した」とあるにもかかわらず、以後1面本記は梶田教授に関わる事ばかりを説明し、ようやく記事の終わりの部分で共同受賞者であるカナダ・クイーンズ大学名誉教授のアーサー・マクドナルド名誉教授の名前と業績が短く紹介されただけである(記事の行数にして7行ほど)。 つまり、日本人以外の人が受賞すれば新聞記事としての値打と扱いはこの程度ということなのであろう。それが、受賞者が日本人とな
シリア難民の子ども遺体がトルコの浜辺に漂着した写真を伴うニュースが国際的に話題になった。これまで難民遭難死の問題については、4月15日(参照)や8月5日(参照)にリビアからの難民が大量溺死しても、海外報道に比べれば、それほど大きくは扱ってこなかった日本のメディアだが、この件については注目しているようだった。が、その報道を見ていると、少し奇妙な感じがした。 報道の概要を知るという点からも、まずNHK報道から見てみよう。「シリア難民の子ども遺体漂着受け対策求める声」(参照)より。 中東などから地中海を渡って難民や移民がヨーロッパに流入するなか、トルコの浜辺にシリア難民の男の子の遺体が流れ着いたことが欧米などで大きく報じられたことを受けて、幼い子どもも犠牲になる難民などの問題への対策を求める声が一段と高まっています。 トルコ南西部の沖合で2日、内戦が続くシリアを逃れギリシャを目指していた難民たち
1943年生まれ。早稲田大学理工学部卒。公刊された数々の資料、図書館データをもとに、世界中の地下人脈を紡ぎ、系図で衝撃的な事実を提供し続ける。メーカーの技術者、医学書の翻訳者を経てノンフィクション作家に。『東京に原発を!』『ジョン・ウェインはなぜ死んだか』『クラウゼヴィッツの暗号文』『億万長者はハリウッドを殺す』『危険な話』『赤い楯―ロスチャイルドの謎』『私物国家』『アメリカの経済支配者たち』『アメリカの巨大軍需産業』『世界石油戦争』『世界金融戦争』『アメリカの保守本流』『資本主義崩壊の首謀者たち』『二酸化炭素温暖化説の崩壊』『原子炉時限爆弾』『福島原発メルトダウン』『原発ゼロ社会へ! 新エネルギー論』など著書多数。 東京が壊滅する日 ― フクシマと日本の運命 公刊された数々の資料、図書館データをもとに、世界中の地下人脈を紡ぎ、系図で衝撃的な事実を提供し続けるノンフィクション作家の広瀬隆。
米下院、TPA法案を再可決=上院に送付、情勢なお不透明 大統領貿易促進権限(TPA)法案を関連する雇用法案から切り離し、単独の法案として再可決した。投票結果は賛成218、反対208。速やかに上院に送付する。 安倍政権のプロパガンダ紙で、明らかに偏向報道、捏造報道が多い産経新聞では、「賛成多数」としています。 しかし、時事通信では、「賛成218、反対208」と報じています。 産経新聞の「賛成多数」などという事実はありません。 海外メディアは、「僅差」と報じていますが、「賛成多数」と書いているのは、またまた産経新聞だけです。 確かに過半数の賛成を獲得しているので、「賛成多数」という表現は論理的にはセーフです。 しかし、「多数」が印象付ける意味合いは、また別なのです。非常に巧妙な手口です。 まったく、どこまで極悪な新聞なのか。ここまでひどいと法的に犯罪性を立証することは可能なはずです。こんな反社
坊主が売春婦を殺した、と、ちゃんと報道しろよw なんだよ、接客業ってw そういうオタメゴカシの言い換えが、日本人の悪いところだ。従軍接客業w なんだか、やたら「接客業」が殺されるよね。暴対法でヤクザを取り締まるので、ケツ持ちが居なくなった。誰も売春婦の守護神をやってくれないw ハシゲだけw だから飛田以外ではどんどん殺されるw 松山市のアパートで昨年12月、住人の女性(当時37) が刺殺された事件で、愛媛県警は4日夜、浄土真宗本願寺派の僧侶、来見(くるみよしのり)容疑者(29)=徳島市八万町千鳥=を殺人容疑で逮捕し、発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。 売春というのは、こういう狂気の殺人者予備軍をあしらう商売です。素人には務まらない。だから、古今東西、専門職としての女衒が存在した。今は素人オンナを素人女衒が斡旋して、素人の人殺しが簡単に殺す。 なお、この写真はイメージで
昨晩、読売新聞の販売店の勧誘員が家にきた。 うっかり間違ってドアを開けてしまったのでさあ大変。 いきなり差し出されたのは、ドミノピザの25%割引券と、 那須ハイランドパークで行われるフェスティバルの特別ご招待券。 「あげますから」と手渡された後、 「今、新聞のキャンペーンやってますので、ちょっとだけでも契約してくれれば、 ビールケース、洗剤、オリーブオイル、お米なんかも、 できる限り無料でサービスしますので、とりあえず契約してくれませんか! いろいろサービスで物をもらえるので、その代金分のこと考えたら、 新聞代のもとは充分とれますよ」としつこく勧誘。 うざいったりゃありゃしなく、間違えてドアを開けてしまった、 自分のバカさ加減を呪いつつ、なんとか追い払った。 20年前の話ならこのようなシーンは日常にあふれていたと思うが、 このネット全盛の時代に、未だ前近代的、 時代錯誤な勧誘をやっているこ
第2次大戦後に、もの心のついた世代の多くは、歴史は暗黒世界から光明世界へと直進的に前進するのが当たり前だと思い込んでいる。 世界には暗黒と薄明の間を彷徨している国が多くある。軍出身の権力者を打倒したら、その権力の空白を宗教指導者が占め、それを嫌った軍部が指導者を排除して、再び軍を政治の前線に呼び戻す。 4月5日の日曜日、多摩の東京外国語大学・プロメテウスホールへ出かけて「シンポジウム・朝日新聞問題を通して考える――「慰安婦」問題と日本社会・メディア」を拝聴した。500人を収容できる大教室が満員になった。 議論は日本政府の、世界基準から外れてガラパゴス化された人権感覚、戦後例を見ない政治のメディア介入(安倍政権のNHKへのお友達の送り込み、自民党のテレビへの圧力)、秘密保護法、右派マスコミと政権による朝日新聞バッシングなど、予想されるトピックがとりあげられ、予想される観点から論じられた。 そ
池内恵(いけうち さとし 東京大学准教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。
官房機密費を政治評論家に配った――野中広務・元官房長官のこんな発言が波紋を広げている。「政治と金」を厳しく追及してきたはずのマスコミの側に「マスコミと金」の問題が急浮上した形だ。政治部記者の「接待」を機密費で面倒みたと話す、かつて小沢一郎氏(現・民主党幹事長)の懐刀といわれた平野貞夫・元参院議員(74)に話を聞いた。 接待うけた記者がその後出世していった 辞める直前の細川護煕首相(当時)から「お世話になった人たちにお礼をしたいので、機密費の使い方を教えてくれ」と電話が入ったこともある、と話す平野貞夫さん。 ――官房機密費の対マスコミ使用について、直接経験したことを聞かせて下さい。 平野 昭和40(1965)年の終わりから2年間ぐらいの話です。当時、衆院事務局に勤務しており、園田直・衆院副議長の秘書を務めました。園田さんに言われて竹下登・官房副長官のところに報償費(官房機密費)を月々300万
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く