こんがらがった温暖化を解きほぐすために,2つの整理を行う。一つは,すでに書いたが,「温暖化ということについて,専門家として発言できる人はいるのか」という事であり,二番目に「IPCCや京都議定書は考える時の軸になるのか」ということだ. 温暖化についてIPCCは次のように言っている。 1) これまでの100年で0.7℃程度上がった. 2) これからの100年で2.9℃程度上がる. 3) 第一の原因は人為的にでているCO2である. 4) 海水面も100年で35センチ上がる。 5) 気温上昇が2℃以上になると,被害が出始める(まだ,でていない) 6) 北極の氷が融けても海水面は変わらない。 7) 温暖化すると南極の氷はふえる。 8) ツバルは温暖化で沈んでいない。 9) 日本は当面,温暖化の被害は起こらない. また京都議定書は,次のようになっている. 1) 京都議定書でCO2削減をしているのは日本