え、「お塩」を雲にまくと雨が降るんすか!? 「人工降雨」技術に注目2010.09.12 09:009,798 人為的に雨や雪を降らせる気象改変技術「人工降雨」の研究が各所で盛んです。もしかしたら将来実用化されるかもしれません。 気象研究所が科学技術振興調整費を使い2008年から実施してきた人工降雨の研究実験が今夏に終了。今回の実験から、現在研究の進められている人為的に雲から雨を降らす手法に一定の有効性を確認したそうです。今回の実験では、雨粒の核になるシーディング物質(粒子)を雲の中に散布することで雨粒を成長させる「シーディング法」と呼ばれる手法が用いられました。 この手法の基本原理は次の図の通りです。 冷たい雲の場合 (シーディング物質は冷たい雲と暖かい雲によって使いわけます。) 温かい雲の場合 シーディング物質を雲へ投入し、その物質を核に水蒸気を集め、雨滴の大きさまで成長させ自重で地上ま