木村弥生前区長が引責辞職したことに伴う東京都江東区長選が10日、投開票され、自公などから推薦を受ける元東京都政策担当部長の大久保朋果氏が初当選を果たした。 大久保氏は「支えていただきありがとうございました」と感謝を口にし「信頼を取り戻さなければならない」と真剣な表情を浮かべた。 当選後、元上司にあたる小池百合子東京都知事がサプライズで駆けつけ、会場が一気に沸いた。滞在は約3分と短かったが、小池氏は満面の笑みで大久保氏と握手を交わし「一丸となって戦った(結果)。大久保さんは行政のプロ。明日から区政のために働いてくれます」と大喜びだった。 前区長の不祥事による選挙を受け、大久保氏の希望により、万歳三唱は行わず、頑張ろう三唱のみしか行わなかった。 江東区を巡り、違法な有料ネット広告が掲載された事件は、自民・柿沢未途衆院議員による現金買収容疑に発展。逆風下の自民党は、政党色を前面に出さず、公明党、