こんにちは、吉岡([twitter:@yoshiokatsuneo])です。 昨日、半年ぶりにDockerの新バージョンDocker 1.13がリリースされました。 Docker 1.13では、ついにコンテナ凍結・解凍(CRIU)が実験的機能として試せるようになりました。 コンテナ凍結・解凍では、コンテナを停止後したあと再開できます。 再開時には、プロセスを一から実行するのではなく、停止した時の状態から継続して実行できます。 これにより、コンテナを仮想マシンのスナップショットのように利用できます。 さらに、将来的にはコンテナをマシン間で移動するライブマイグレーションにつながる可能性もある、野心的な機能です。 この記事では、このコンテナ凍結・解凍(CRIU)機能を中心として、Docker 1.13を紹介します。 Docker1.13の変更点 はやる気持ちを抑えて、まずはDocker 1.12