Kyobo eReaderは韓国最大の書店チェーンであるKyoboが販売するMirasolのカラー電子ペーパー技術を採用したタブレットと電子書籍リーダーのハイブリッド製品だ。今年はじめに発売され、Qualcommはデバイスを大きな成果とうたっていた。しかし先日、Kyoboの幹部はKyobo eReaderの製造を中止すると認めた。 Kyoboの韓国内の書店は在庫が売り切れてもMirasolベースの電子書籍リーダーの発注は行わない。小売店の多くはいまだに在庫を抱えるが徐々に減らしていく予定だ。Kyoboは在庫の投げ売りを行なっており、店舗での価格はたった87ドル。くしくもHP TouchPadの惨状を思い起こさせる。 同社は小売市場でSamsung、東芝、Acer、ASUSのタブレットとの厳しい競争に直面しているという。Kyobo eReaderはもともと約300ドルの値付けだったが、同じ価