米国の検索ユーザーの65%は、検索サービスがユーザーの履歴を検索結果のパーソナライズに利用することを“悪い事”だと見なしている――。米非営利調査機関Pew Research CenterのPew Internet & American Life Projectは3月9日(現地時間)、米国におけるオンライン検索利用に関する調査結果を発表した。 同調査は、1月20日~2月19日の1カ月間に、米在住の18歳以上の2253人を対象に実施したもの。 この調査で「検索エンジンがあなたが何を検索したかを追跡し、その情報をあなたの検索結果のパーソナライズに利用するとしたら、どう感じますか?」と812人に質問したところ、65%が「入手できる情報量が制限されるので悪い事だ」という回答を選び、29%が「より関連性の高い結果が得られるので良い事だ」を選んだ。 同じ質問の回答の選択肢を「プライバシーの侵害になるので