昨年12月6日、最後の一軒が引っ越し、93世帯が暮らしていた東京都江戸川区北小岩1丁目の東部地区は消…完成まで200年?で住民9万人が立ち退き、スーパー堤防は街壊し事業なのか 2015年02月13日 18時30分 提供:週プレNEWS 11 ツイート 写真を拡大住民の92%が反対し抗議行動を行なうも、強権発動に次々立ち退きを余儀なくされた 昨年12月6日、最後の一軒が引っ越し、93世帯が暮らしていた東京都江戸川区北小岩1丁目の東部地区は消滅した。 地域を消滅させたのは国(国土交通省)の「スーパー堤防事業」と区の「土地区画整理事業」との共同事業だ。江戸川区では今後200年かけて9万人を立ち退かせるという。 スーパー堤防とは、幅が高さの30倍程度(200メートル前後)もある巨大堤防で、越水が堤防をなだらかに流れるため200年に一度の大洪水でも「決壊しない」と国交省は説明する。 首都圏と近畿圏に