今年 7月前後からFacebook上では、写真の投稿に「友達」をタグ付けすることで不正な広告を拡散させようとする手口が確認されていますが、10月中旬以降、同じ手口による不正広告が再燃しているようです。これまではサングラスの不正広告が主に確認されていましたが、10月に入りブーツを中心としたアパレルに広告の商品も変化しています。しかし、これらの不正広告から誘導される通販サイトはなりすましの偽サイトですのでご注意ください。 図1:Facebook上で確認されている友達のタグ付け機能を悪用した不正広告の例 (左)7月以降確認されていたサングラス広告の例(右)10月中旬以降確認されているブーツ広告の例 ■乗っ取りアカウントを使用した不正広告の手口 この不正広告は、他から入手したパスワードで不正ログインを試みる「アカウントリスト攻撃」などの手法を用い、乗っ取ったFacebookアカウントを利用するもの