「いまどきの若者は」という嘆きは、いつの時代にも聞かれる言葉。しかし、どうも最近の若者は以前の若者とはまったく違ってきていると感じる事業者が多い。単に「いまどきの若者は」という言葉で片付けられればいいのだが、「事態は深刻」との声もある。 埼玉県の事業者は、「いまどきの若いドライバーは何を考えているか、さっぱり分からない」とこぼす。同社には20代前半の若いドライバーが数人いるが、その扱いに困り果てているという。 同社長によると、「言われたことはやるが、それ以外のことはまったくやらない」という。例えば、2台で一緒に積み込みや荷下ろしに行った際、自分のトラックの作業が終わればそれで終わりで、もう一方のドライバーが作業していても手伝うことをしないという。 「一緒に仕事をしているなら、手伝うのが当たり前だと思うのだが、そういったことまで教えないといけない」という同社長は、「若い子すべてとは言わないが