ライカM(Type240)を戦力に加えてから、はや3週間ほどが経過した。あらためて説明する必要もないだろう話題のライカ最新のデジタルレンジファインダーカメラである。すでに仕事でもプライベートでも活躍してもらっている。ここではそれまでのライカM9と比較して、なにがどう進化したのだろうか。機能的な面と合わせ、ファーストレビューをお届けする。 実際にライカMを手にしてみるとM9よりも重量は増しているが、さほど気にならないと思う。比較的大型のレンズを装着してもバランスはよいし、一眼レフやミラーレス機ともホールディングは異なるからまったく異なる存在感がある。基本的な使い勝手はM9とさほど変化はないので慣れた人なら取り説いらずでも使うことができるはずだ。 M9と同様に絞り優先AE搭載なので、AEでそのまま使用するユーザーは多いと思う。使用頻度の高い露出補正は前面のフォーカスボタンを押しながら背面ダイヤ