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ブックマーク / www2.ninjal.ac.jp (2)

  • 「病院の言葉」を分かりやすくする提案

    国立国語研究所は,国民の言語生活の実態をとらえ,そこに問題が生じていれば,改善に向けてどのような工夫を行えばよいか,提案しています。 医療の分野では,患者中心の医療の考え方が広まり,医療者は十分に説明をし,患者は説明を理解し納得した上で,自らの医療を選ぶことが求められています。ところが,医療者の説明に出てくる言葉が分かりにくいことが,患者の理解と判断の障害になっています。 この問題を改善するために,国立国語研究所は「病院の言葉」委員会を設置し,「病院の言葉」の分かりにくさの原因を探り,分かりやすく伝えるための工夫を,医療者に対して提案しました。 病院の言葉の分かりにくさには,いくつかの類型があります。各類型を代表できる言葉57語を取り上げ,分かりやすく伝える例を,詳しく示しました。 まえがき Ⅰ.「病院の言葉」を分かりやすくする提案を行う目的 Ⅱ.「病院の言葉」を分かりやすくする工夫の類型

  • 36.抗体(こうたい) - 「病院の言葉」を分かりやすくする提案

    (類型B-(2))もう一歩踏み込んで明確に説明する [関連] 細菌(さいきん)(類型B) ウイルス(類型B) 抗原(こうげん)(類型B) 免疫(めんえき)(類型B) アレルギー(類型B) 肝炎(かんえん)(類型B) まずこれだけは 細菌やウイルスと戦い,からだを守ってくれる,人間のからだの中で作られる物質 少し詳しく 「からだに入ってくる細菌(→15.ウイルス)やウイルス(→15)に抵抗して,毒を出さないようにしたり,感染するのを防いだりする物質です」 時間をかけてじっくりと 「人のからだには,細菌やウイルスなどが入ってくると,これに抵抗してからだを守ろうとする働きがあります。このときに働く物質のことを『抗体』と言います。細菌やウイルスが悪い働きをしないようにするタンパク質の一種です」 言葉遣いのポイント 「抗体」という言葉は,一般の認知度は高く(認知率92.6%),漢字も難しくなく,多く

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