KDDIは2013年6月10日、4月27日(関連記事)、5月29日(関連記事1、関連記事2)、5月30日(関連記事)と立て続けに起こしたLTEの通信障害について、その原因と対策を説明する記者会見を開催した。 会見に出席した同社の田中孝司社長(写真1)は、「(通信障害対策について)4月の決算会見で経営の最重要課題としたが(関連記事)、その矢先に一連の障害を起こしてしまった。大変申し訳ない」と謝罪した。さらに「スマホ/4G時代は、一度障害が起きるとスパイク的にトラフィックが膨れ上がる。オペレーションミスや障害が起きた時の対策に甘さがあった。全社を挙げてスマホ/4G時代の“機能安全”を確立したい」と続けた。 一連の障害対策としてKDDIは、総額300億円の設備投資を実施する。さらに一連の障害でLTEデータ通信、音声通信を利用できなかったユーザーに対して、700円(税抜き)を減算する対応を取ること
![「4G/スマホ時代への対応に甘さがあった」、KDDI田中社長が一連のLTE障害で謝罪](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)