ファイルの使用権をユーザー毎に指定するWindows NTの機能を実現するために設計された。 本来はハードディスクドライブ装置で利用されるものだが、MOやフロッピーディスクドライブなどでも利用は可能。但しNTFSフォーマットのメディアは途中でイジェクトできない。イジェクトボタンによる単純なイジェクトは不可能であり、必ずWindowsの「取り出し」機能でイジェクトする必要がある。 NTFSでは1ボリューム毎に16Eiバイトまで管理可能で、ロングファイル名対応や、ファイル又はボリューム単位での圧縮機能、障害発生時の自己修復機能の搭載などの特徴がある。 Windows NTでは他に、OS/2のHPFSと、MS-DOSのFATも利用できるが、NTFS以外ではセキュリティシステムやNTFS独自の諸機能が利用できない。