福島第一原発の事故の影響で、牛乳やホウレンソウから放射性物質が見つかりました。飲んだり食べたりしても大丈夫なのか、まとめました。 ■健康害するリスク小さい Q ホウレンソウや牛乳が放射能で汚染されているの? A 福島第一原発の事故では、ヨウ素やセシウムなどの放射性物質が周辺に広く飛び散った。それが、ホウレンソウの表面に降り注ぎ、検出された。汚染された草や水をとった牛の乳からも見つかった。 Q どれぐらいの値なの? A 厚生労働省の規制値に比べると、ホウレンソウからは3~7・5倍のヨウ素が見つかった。牛乳からも最高5倍のヨウ素が出た。規制値は、今回の事故をきっかけに、厚労省が暫定の値として設けたものだ。 Q 汚染された食品を食べたり飲んだりしても大丈夫なの? A 食品の安全性基準は厳しい値に決められている。健康に影響を与えかねない値より、かなり余裕をもって設定されている。だから、「ただちに健
三菱自、ばいじん濃度45年測定せず 水島の一部施設2011年3月23日14時20分 印刷 ソーシャルブックマーク 三菱自動車工業(東京)は23日、水島コンビナート(岡山県倉敷市)にある同社水島製作所のばい煙発生施設18基で、大気汚染防止法などで定められた排ガスのばいじん濃度を、最長で45年間、測定していなかったと発表した。 発表によると、未測定は同工場にある108基のばい煙発生施設のうちの18基。うち3基は1966年に設置され、残る15基は93年までに順次設置された。この全基について、ばいじん濃度を全く測定していなかった。法で定められた測定値の記録も作成していなかったため、データのねつ造はないという。 現場の担当者が、特定のばい煙発生施設で測定すれば残りは不要と申し送りしていたうえ、施設のリスト更新を怠り、社として施設の全体像を把握しておらず、それが未測定に長年気づかなかった原因、と同社は
「会社はコスト優先」 原発の元技術者ら ネットで自己批判 (03/23 06:55) 「原発の危険を語るのは、技術屋の最低限の節操」と日本外国特派員協会で訴える後藤さん=15日、東京都内 東京電力福島原発を造った大手重電の元技術者たちが事故発生以来、インターネット放送などで自己批判と原発政策の告発を続けている。 「もっと声を大にして言い続けるべきだった」。東芝で放射能を閉じこめる原子炉格納容器の耐性研究グループ長だった後藤政志さん(61)は話す。1979年の米国スリーマイル原発事故などで、格納容器内が異常に高圧になるとわかり、放射能物質ごと大気に放出する弁を付ける事になった。 「フランスは、内圧が上がりにくく、放射能物質が漏れにくい巨大なフィルター付き格納容器を造った。われわれも必要、と議論したが、会社は不採用。コストだなと思った」と後藤さんは言う。 「高台に建てたり、防水構造にしたりして
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