組み込みソフトウェア/ハードウェア開発における技術力の向上、改善・最適化などを幅広く支援する“組み込み開発エキスパート”のための情報フォーラム
NTT 代表取締役副社長 宇治則孝氏 日本電信電話(以下、NTT)、パナソニック電工、富士ゼロックス、シャープ、日本電気(以下、NEC)、バッファローの6社は、NTTが開発するホームICT向けサービス基盤(以下、ホームICT基盤)の実証実験を共同で実施することを発表した。 ホームICT基盤は、家庭やオフィスの家電機器をネットワークにつなぐためのプラットフォーム。「誰もが使える」、「安心、安全」を基本コンセプトに、メーカー各社の家電機器が混在する環境においても、それらをネットワークにつなぎ、統合的に管理/操作することができる基盤として開発されている。ドアの施錠/開錠や照明のON/OFF、防犯カメラ映像の確認、ビデオの録画、電気使用量の確認、ヘルスケア機器で計測したデータの閲覧などを携帯電話や遠隔地のPCから行えるようなホームICT環境が、同基盤を活用することで容易に構築することができる。 ホ
英ロンドン(London)の電器店で販売されている100ワットの電球(2009年8月27日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/Leon Neal 【11月8日 AFP】通信機能を持ち定期的に家庭の電気使用量を電力事業者に自動送信する高機能の電力計「スマートメーター」。家庭の省エネ対策に役立つとされ、世界各国で設置する家庭が増えつつあるが、スペイン・マドリード(Madrid)で4日から3日間にわたり開かれていたプライバシー問題に関する会議「Future of Privacy Forum」で、こうしたスマートメーターによるプライバシーの侵害という新たな問題点が専門家らにより指摘された。 スマートメーターの利用により、電気事業者は各家庭に、電気料金が安くなる電気製品の使い方をアドバイスできるようになる。その一方で、電気の使用量や使用時間の情報からその家庭の習慣、つまり食事時間や就寝時間
図1 ホーム・オートメーション・システムの操作に利用する携帯電話機 専用のアプリケーション・ソフトウエアが動いている。 NTTドコモは、外出先から自宅の空調や照明などを携帯電話機で制御可能にするシステムを開発し、エレクトロニクスの総合展示会「シーテック ジャパン 2009(CEATEC)」(2009年10月6日~10日に幕張メッセで開催)で展示している(図1)。 携帯電話を利用したホーム・オートメーション・システムは、すでに数社が製品化しているが、NTTドコモが展示したシステムは、空調や照明の制御信号の通信にZigBeeを採用した。既存システムでは宅内に専用の配線を張り巡らせる必要があるが、ZigBeeを使って無線化することでその手間とコストを省けるという。 そして、インターホンとの連携を強め、不在時に来客があっても、外出先から携帯電話機とインターホンの間で会話できるようにもした(図2)
NTTは2日、家庭用機器やオフィス機器などをネットワークと連携させて、快適な家庭環境やオフィス環境の実現を目指す「ホームICT(Information and Communications Technology:情報通信技術)」サービスについて、パナソニック電工と富士ゼロックス、シャープ、NEC、バッファローとの間で、2009年12月から順次トライアルを開始すると発表した。 ■ホームICT基盤を使ったサービスの提供や機器連携 「ホームICT」では、一般家庭と中小・SOHO企業を主な対象に、家庭用機器やオフィス機器を接続。インターネット(公衆網)上にある「ホームICT」基盤サーバーと、家庭やオフィスに設置した「ホームゲートウェイ(またはサービスゲートウェイ)」を組み合わせて、各機器同士の連携やセキュアな環境によるリモートアクセスの実現、各機器の設定自動化や簡易化などを目指している。 また、複
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