福岡県議会の冨原茂昭県議(民主・県政クラブ)と、後藤元秀県議(自民党県議団)がそれぞれ、平成21年度の政務調査費の収支報告書に、官能小説のレシートを添付して提出していたことが6日、分かった。 収支報告書によると、両県議は昨年10〜11月に書店が発行した本のレシートを添付。レシートに本のタイトルはないが、記載された識別番号から官能小説と判明した。 冨原県議は購入を認めた上で「政務調査費に計上するつもりはなかったが、領収書を整理した時に何の本か思い出せず、違う本の題名を書いて提出してしまった。申し訳ない」と話した。 後藤県議の事務所は「担当者が外出しているので、分からない」としている。 県議会総務課によると、政務調査費は各会派に対し、所属する県議1人当たり50万円を支給している。