二十四人が五議席を争った東京選挙区で、民主は蓮舫さんが党派を超えた圧倒的な得票で独走、小川さんも党支持層を固めてダブル当選を決めた。同じく二人擁立した自民は、全国では復調したものの東京では得票率が落ち、中川さん一人の当選が精いっぱい。公明竹谷さんは手堅い組織戦で混戦を抜け出し、みんな松田さんは「支持政党なし層」の後押しで最終議席に滑り込んだ。一方、支持なし層への浸透を狙った共産小池さんは得票を伸ばせなかった。
二十四人が五議席を争った東京選挙区で、民主は蓮舫さんが党派を超えた圧倒的な得票で独走、小川さんも党支持層を固めてダブル当選を決めた。同じく二人擁立した自民は、全国では復調したものの東京では得票率が落ち、中川さん一人の当選が精いっぱい。公明竹谷さんは手堅い組織戦で混戦を抜け出し、みんな松田さんは「支持政党なし層」の後押しで最終議席に滑り込んだ。一方、支持なし層への浸透を狙った共産小池さんは得票を伸ばせなかった。
民主が初の第1党に躍進し、自民と公明で過半数を割った東京都議選から一夜明けた13日、都庁は重苦しい雰囲気に包まれた。幹部の間では「自公に頼ってきた石原慎太郎知事の気力が持つのか」と去就を心配する声まで飛び交った。 知事は同日正午すぎ、報道陣に「都にとって大迷惑な結果だ。今の政府が自らつくった人心の離反だ。(告示の)2日前に公認された候補が通ったり、2週間前から選挙を始めた候補が、自民党のエースを破ったのは異常な状況」と述べた。 民主が訴えたのは新銀行東京からの撤退と築地市場の移転反対。局長級幹部は「築地移転は完全に凍結だろう」とみる。民主は現地での再整備を主張し対決姿勢が明確なだけに、移転計画の事業費を予算計上しても「否決される公算が大きい。知事はもう政権末期。登庁日も嫌気が差して減るのでは」。 ある幹部は「1年生議員の多い民主はいわばキッズ。成熟した議論ができるだろうか…」との懸念を示し
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