安全なはずの「歩道上」で、中学生になったばかりの加藤大翔さんが亡くなりました。 見上げるほどの大きなトラックに巻き込まれて。 それから1年。最愛の息子を失った父親は言いました。 「大翔が飛び出してきたわけじゃない。あなたが歩道に飛び出してきたんです。大人がしっかりしなきゃだめなんじゃないですか」 ハンドルを握るすべての人たちにもう一度意識してほしい「一時停止」の大切さです。 (名古屋放送局記者 廣瀬瑞紀) 1年前の6月19日の朝、その事故は起きました。 現場に到着すると、雨の中、見上げるほど大きなトラックとつぶれた自転車が残されていました。 自転車が通行できる通学路の歩道を走っていた中学1年生の加藤大翔さんが、道路沿いのガソリンスタンドに入ろうと歩道を横切って左折してきた大型トラックに巻き込まれ、亡くなったのです。 事故から2か月後、ご家族に手紙を送った私に、父親の二郎さんが電話をくれまし
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