はじめに TypesScriptでDBを扱う際のライブラリ選定の基準には、次のようなものが挙げられます。 クエリ 書きやすさ 型安全性 エコシステム DSLの有無 Migrationのしやすさ これらの観点から、クエリの書きやすさと型安全性に優れたKyselyと、エコシステムが充実しているDrizzleを組み合わせることで、快適な開発体験を得ることができました。 弊社ではPrisma, TypeORMなどのORMも使っていた経緯がありますが、TypeORMは型安全性が低く、また、PrismaはSQLの書き方に慣れているエンジニアにとっては書きづらく、DSLのキャッチアップなども必要になるという問題がありました。 本記事では、公式ドキュメントのサンプルコードを元に、KyselyとDrizzleの特徴を比較し、それぞれの特徴を活かした開発方法を紹介します。 それぞれの特徴 Kysely Kys

