人間のスペック管理の道具 この評価の枠組みを説明した英文資料は273頁に及び非常に細かい。その上、記述があまりに具体的すぎて、読んで理解するだけでもひと苦労なのだ。もちろん、その背後にある思想には立派なところもある。立教大学の鳥飼玖美子名誉教授は次のように説明する。 〈EU圏内では、人々は自由に移動し、仕事をします。その時に、英語はTOEFLでは〇〇点で、TOEICで〇〇点、ドイツ語はOSDで〇〇点……と別々の評価基準で言われてもわかりづらいですよね。そこで、どのように言語を教え、どう評価するかを40年近くにわたり言語教育の専門家が研究しCEFRを作り上げました。CEFRでは、Can Do statementsと呼ばれる能力記述文を使い、どんな言語であっても共通の尺度で言語能力を表せるのが画期的です〉(「英語教育に振り回され続ける日本人」WEDGE Infinity) 文科省もCEFRの考
なぜなら、民主党の鳩山由紀夫政権当時でも、実質的に後援会活動の一環とみられてもやむを得ない例があったからだ。例えば、国民民主党の玉木雄一郎代表は記者会見で「議員1人当たり4人の推薦枠があった」と認めている。 そうだとすれば、安倍政権だけがどうした、という話ではない。参加者の選定基準や議員推薦枠の扱い、出席人数など会のあり方を見直す。そのうえで、再開すべきかどうか考えればいい。安倍政権はそのように動いている。 私は、あえて会を廃止する必要はないと思う。この会には各国大使も招いている。政府が各国外交団や各界功労者などに声をかけて、日本を象徴する桜をめでる1日があってもいい(=そうなったら当然、私などに声がかかるわけもない。やはり、出席しておけばよかった)。 野党は中止と決まると、安倍首相の後援会がホテルで催した「前夜祭」の参加費が「5000円とは安すぎる」と批判の矛先を変えた。ついでに、「銀座
教育行政の責任者である前述の萩生田文科相は受験失敗組。早稲田実業高校から1浪して明治大学に進学した。いずれも受験エリートとは言い難い。安倍首相は自民党幹事長時代に自らのコンプレックスについてこう語ったことがある。 〈コンプレックスのない人間なんて、世の中にそういないですからね。一つは、小学校から大学までずっと成蹊学園にいたので、受験を経験していないんです。人間というのは、ある時、目先の目標を達成するため、大変な思いをして、勉強をするということが必要なのではないかという気がします〉(『Yomiuri Weekly』2004年2月22日号) 麻生氏も大の“東大嫌い”で知られる。昨年、地元・福岡での選挙演説で北橋健二・北九州市長を「人の税金を使って学校に行った。東京大学出たんだろ」と批判。国会で追及されると「自分も東大進学を考えたことがあるが、親から『あれは役人をつくる学校だ』とばっさり切られ、
元巨人投手・桑田真澄さん(51)の次男で音楽家のMatt(マット、25)が22日までにインスタグラムを更新。自身の“薬物疑惑”について「僕はクリーンです」とキッパリと否定した。 17日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」(日曜・前9時54分)で、麻薬取締法違反の疑いで女優の沢尻エリカ容疑者(33)が逮捕されたニュースを特集。MCの爆笑問題・田中裕二(54)が「具体的に他の有名人の方の名前とかも挙がってたりするんですか」と質問した際、放送作家でコラムニストの山田美保子さん(62)が「これ衝撃的なんですけど、某プロ野球選手の息子さんなどの名前も聞いた事があります」などと明かし、話題を呼んでいた。 Mattは山田さんの発言に対し、ネット上で「もしかしてMatt?」などの声が上がっていることを報じた一部ネットニュースに反応。インスタのストーリーズに当該記事の画像を張り付けた上で「なんのこと?無関係
藤巻健史(ふじまき・たけし)/1950年、東京都生まれ。モルガン銀行東京支店長などを務めた。主な著書に「吹けば飛ぶよな日本経済」(朝日新聞出版)、新著「日銀破綻」(幻冬舎)も発売中 東京証券取引所。日銀はETFの形で株式を買い集めており、日本最大の株主になろうとしている (撮影/多田敏男) “伝説のディーラー”と呼ばれた藤巻健史氏は、日本の経済状態が世界と比べて悪い意味でナンバーワンだと主張する。 【この記事の写真の続きはこちら】 * * * 朝日新聞土曜版beで弟の故幸夫と8年間、「藤巻兄弟」(タイトルは何回か変わった)を連載した。その後は週刊朝日で、「虎穴に入らずんばフジマキに聞け」(これもタイトルは変わった)を、これまた8年間連載した。 とうとうあと2回で連載が終了することになった。口の悪い友人は、「やっと連載終わるの? じゃ~、週刊朝日、買い始めようかな」などと言う(苦笑)。
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