閉店した店舗のスタッフが、アキバで別のショップに移るのはめずらしくない。2007年2月に実店舗を閉めたワンネスの2階で、ユニークなジャンク品や中古品を販売していた「じゃんく屋わんねす」の店長・芳野氏も、現在はU&J Mac's plusの店長として店を切り盛りしている。 10代の頃から10年以上もアキバでPC関連事業に携わってきた芳野氏は、自作PCブームが起きたころから現在までの街の変化を肌で感じている。「小さなショップでも1日1000万円以上売れた」バブリーな時代を経験しながら、「1日100万円売り上げれば御の字」というPCパーツ市場の現状に、それでもなお“暗くはない”将来像を描いているという。複数の店舗を渡り歩いたベテランスタッフとして、自作PC市場の変遷と未来について語ってもらった。 2003年から04年が電気街の底だった PCパーツショップの閉店が相次ぐなかで、中古やアウトレット製
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