川端達夫文部科学相は15日の衆院予算委員会で、バンクーバー冬季五輪のスノーボード・ハーフパイプ代表の国母(こくぼ)和宏選手の「服装の乱れ」について「こういうことは二度とあってはいけない」と厳しく批判した。自民党の下村博文氏の質問への答弁。 川端氏は「ファッションという意味ではそういう服装もあるのかもしれない」と述べたうえで、「国民注視のもとでオリンピックが開かれ、日本選手団が日の丸を胸に参加した時に、代表として適切でない服装をしたことは極めて遺憾だ。コーチも指導していただきたかった」と述べた。 国母選手が記者会見で「反省してま〜す」と語尾を伸ばして語ったことにも「みんなの期待を受け国を代表して参加しているという自覚が著しく欠けていた」と述べた。