自民党は、昨年の政権交代による野党転落から8日で327日となり、非自民連立政権だった1993〜94年の細川・羽田両内閣当時の326日を超えた。
自民党は、昨年の政権交代による野党転落から8日で327日となり、非自民連立政権だった1993〜94年の細川・羽田両内閣当時の326日を超えた。
県内最高齢とされていた神奈川県川崎市幸区の109歳の男性が所在不明となっている問題で、男性宅を訪問していた民生委員が2009年9月、区に「男性は別の所にいるのでは」と指摘したのに、区が所在確認などの対応をとっていなかったことが7日、分かった。 同市長寿社会部の成田哲夫部長は「適切に対応すべきだった」としている。 同部によると、民生委員は、区の担当職員に対し、「本人に10年くらい会ったことがない。別の所にいるのではないか」と指摘していた。 民生委員は08年秋、高齢者世帯の実態調査のため、男性宅を5、6回訪問したが、本人に一度も会えず、家族からは「元気でいます」と聞かされていたという。 区は指摘を受けた後も、男性との面会を試みるなどの対応をとらなかった。今後、当時の家族とのやり取りなどについて、詳しく調べる。
JR東海が、東京−名古屋間で2027年の開業を目指しているリニア中央新幹線の始発駅を、JR品川駅とする方針を固めたことが8日、明らかになった。東京都と、品川駅構内の地質調査を委託しているJR東日本にこの意向を伝えた。 地質調査のこれまでの結果を踏まえ、羽田空港への接続の良さを考慮し品川駅に絞り込んだ。東京駅も候補だったが、JR在来線や地下鉄が入り組んでおり、新たな大型駅設備の建設には余裕がないと判断したとみられる。 始発駅は地下駅。深さ数十メートルの地中に長さ約1キロの空間を堀ってつくる案などが検討されている。JR名古屋駅では、トラブルなどでリニアの運行が休止した場合に、利用客が東海道新幹線のホームに10分程度で移動できる設計を検討。品川駅についても同様の設計にする可能性がある。
フィンランド・ヘイノラ(Heinola)で行われた「サウナ世界選手権(Sauna World Championships)」の決勝戦に参加中のロシアのVladimir Ladyzhenskyさん(左)とフィンランドのTimo Kaukonenさん(2010年8月7日撮影)。(c)AFP/LEHTIKUVA/Sari Gustafsson 【8月8日 AFP】フィンランド・ヘイノラ(Heinola)で7日に行われたサウナの我慢大会で、決勝に進出した2人が病院に搬送され、うち1人が死亡する事態となった。 「サウナ世界選手権(Sauna World Championships)」のOssi Arvela代表は、「ロシアから参加したVladimir Ladyzhenskyさんが亡くなった」と発表した。 不調を訴えたもう1人のフィンランド人のTimo Kaukonenさんは、ヘイノラより大きい都市ラ
一定の条件を満たせば、他人の著作物を許可なしで利用できるとする著作権法の新規定の導入を検討している、文化審議会の著作権分科会・法制問題小委員会は5日までに、著作権団体などの意見を聞いた。新規定の導入に賛否両方の意見が出た。 新規定は「質的、量的に軽微な利用」など、一定の幅をもった条件のもとでの利用を認めるもの。ネット関連の新サービスを開発しやすくするなどの狙いがある。 意見聴取で、角川グループホールディングスの角川歴彦会長は、デジタル化された作品の流通の活性化につながるとして、新規定を「大きな前進」と評価。日本弁護士連合会なども賛成を表明した。 一方、日本新聞協会は、著作物の不正な利用が増える恐れがあるなどとして「導入ありきの議論を進めることは拙速」と反対した。日本音楽著作権協会などの権利者団体も反対した。同委員会は年内にも最終報告をまとめる。
【サンパウロ=平山亜理】南米コロンビア南部で、巨大な穴に約2千体の遺体が埋められているのが7月下旬に見つかり、同国軍が「ゲリラ」に仕立て殺害した一般市民の遺体である可能性があると波紋を呼んでいる。野党議員や人権団体は、7日に任期を終えるウリベ大統領の責任を追及する構えだ。 地元報道やAFP通信などによると、遺体が見つかったのは首都ボゴタの南方にある町マカレナ。穴の中には2004年から10年までの年を記した板が散らばっていたという。近くの住民は以前から黒い袋に入れられた遺体が軍のヘリコプターで運ばれてくるのを目撃していたという。 コロンビア人権擁護常任委員会の事務局長ハイロ・ラミレス氏は「軍の司令官は、遺体は戦闘で死んだゲリラのものだと説明したが、行方不明になっていた農民や社会的な活動家だった」としている。 2002年に就任したウリベ大統領は、左翼ゲリラの武力制圧を進め、治安を回復した
中国広東省を中心に使われる広東語を守れと訴える住民デモが同省広州市や香港で続いている。今年11月の広州アジア大会を前に地元テレビの使用言語を普通語(共通語)にするよう市長に提案があったのがきっかけ。当局は一部のデモ参加者を拘束するなど不満の抑え込みに躍起だ。【広州で鈴木玲子】 「警官隊が公園から参加者を追い出し、怒った住民と警官がもみ合いになった。警官は公園を包囲するほどすごい数だった」 広州市政府庁舎の目の前にある人民公園。近くの女性雑貨店主(40)が今月1日の集会の様子を振り返った。公園は今も警官が巡回する物々しさだ。 中国ではデモや集会は申請による当局の許可制だが、この日の無許可集会は2000人に膨れ上がった。公園から排除された参加者は路上に流れ、行進を続けたデモ隊は「広東語を守れ」と連呼。一部の参加者や記者が当局に一時拘束された。香港でも同日、民主派の活動家ら150人がデモを行った
従来の殺虫剤が効かない「スーパーゴキブリ」が出現した。世代交代を重ねるうちに薬剤に対する耐性を身につけたらしい。毒エサタイプも効かないことがあるという。 2010年春、ライオンがくん煙タイプの殺虫剤、「バルサン」の新商品を発売した。 耐性を獲得しやすいのはチャバネゴキブリ 「バルサン プロEX」という商品で、「バルサン史上最強の効き目」が謳い文句。ライオン広報室によると、この30年ほど殺虫剤の効かない「薬剤抵抗性ゴキブリ」が都市部を中心に増加傾向にあるという。このバルサンプロEXは、薬剤抵抗性ゴキブリを想定して開発され、新成分を使用している。売れ行きも好調だ。 ネット上には、ゴキブリに殺虫剤が効かないという「証言」がたくさん挙がっている。ミクシィの「ゴキブリ撲滅!」コミュニティにも、「ゴキブリ出た。2か月前にくん煙剤焚いたのに…」「殺虫スプレー使ったけど効かない様子」といった書き込みが見ら
たき火の跡などによく生えるコケの一種が、金を選択的に体内に取り込むことを、理化学研究所と非鉄金属大手「DOWAホールディングス」(東京都)の研究グループが発見した。最大で乾燥重量の約10%もの金を蓄積するという。貴金属をわずかに含む廃液から、金を再回収する技術として実用化を目指す。(原田成樹) 金を取り込むのは、「ヒョウタンゴケ」というありふれた種。世界中に分布し、特にたき火や火災の焼け跡でよくみられる。 理研は、文部科学省の「経済活性化のための研究開発」(リーディングプロジェクト、平成15〜19年度)として植物を利用した環境浄化の研究に取り組み、ヒョウタンゴケが生物に有害な鉛を回収する能力を持つことを発見。20年からDOWAホールディングスと共同で、コケを用いた重金属廃水処理装置の開発に乗り出し、ヒョウタンゴケが金も取り込むことを新たに見つけた。 廃液から金や鉛を回収するには、成長した株
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内閣府が7日発表した世論調査で、政府への要望は「社会保障の整備」と「景気対策」がそれぞれ約7割に上り、財政問題への対応が昨年に比べて急増した。景気対策が過去最多となる一方、菅直人首相が掲げた財政再建路線の影響もうかがえる。 内閣府が毎年実施している「国民生活に関する世論調査」で、菅氏の首相就任前後の6月3〜20日に実施。首相が「強い経済、強い財政、強い社会保障の一体的実現」を訴えた時期と重なった。対象は全国の成人1万人で、6357人が回答した。 政府に対する要望(複数回答)では、「医療・年金等の社会保障の整備」が69.6%で7年連続のトップ。「景気対策」は昨年より6.8ポイント増え、調査項目に加わった78年以来最高の69.3%に。一方、「財政健全化の推進」(昨年は「財政構造改革」)が8.6ポイント増えて25.5%となり、伸びが際立った。ほかは「高齢社会対策」(56.5%)、「雇用・労働
ワイヤハーネスと呼ばれる自動車の配線をめぐるカルテルの問題で、日本の公正取引委員会のほか少なくとも米、英、豪、カナダ、欧州委員会の五つの海外当局が調査に着手していたことがわかった。日本企業同士の不正行為に、これだけ多くの海外当局が調査に乗り出したことが明らかになるのは初めて。各当局は、自国の市場にも悪影響を与えた疑いがあると判断したとみられ、英国では逮捕者も出ている。 欧州委員会の当局は「カルテルとの戦いは最優先事項の一つ」としてかねて欧州域内での摘発を強化しており、一つの事案への制裁金の総額が1千億円台に達した例もある。各国の当局が本格的に動いた場合、カルテルに加わった企業が支払いを求められる課徴金や制裁金は最終的に相当額にのぼる可能性がある。 国内外でカルテルの疑いが持たれているのは、トヨタや日産、ホンダなどの自動車大手にワイヤハーネスを納入している矢崎総業、住友電気工業、古河電気
大阪府は、生活保護受給者をアパートなどに住まわせ、保護費を吸い上げる「囲い屋」などの貧困ビジネスを規制する条例案を、9月の府議会に提出する方針を固めた。業者に契約内容を明記するよう求めるほか、届け出制の導入も検討している。府によると、可決されれば全国初の規制条例となるという。 府内では「囲い屋」が横行しており、5月には大阪市から生活保護費を詐取したとして、NPO幹部らが相次いで大阪府警に摘発された。だが業者と受給者との契約に行政が介入するのは難しいため、条例化によって行政の目が届くようにすることを狙う。 府福祉部などによると、条例案では住居や食事の提供といったサービス内容を契約書に明記するよう業者に求めるほか、実態把握のため業者の届け出制も検討。届け出に基づき行政指導を行うなど、規制を強化できるとみている。 ただ「囲い屋」と一般の不動産賃貸業者の線引きが難しく、どこまでを届け出対象と
教訓はまた生かされなかった。東京都立高校で女子生徒(15)への虐待が疑われながら通告していなかった問題は、江戸川区の岡本海渡君事件で指摘された学校の根深い「抱え込み体質」を改めて浮き彫りにした。今回、生徒は保護されたが、一歩間違えれば重大な結果を招いた恐れがあった。なぜ学校は初期対応を誤ってしまうのか。 都教委の高等学校教育指導課によると、今回の4月の事案について学校からは7月になって報告を受けたといい、「女子生徒は入学直後で状況などが十分につかめていなかったため、少し様子を見ることにした」などとしていたという。 海渡君事件を検証した都の検証部会の委員で明星大学の高塚雄介教授(64)=精神保健学=は「伝統的に学校はあまり外へ開かれておらず、極端に言えばクラスの問題は担任で、学校の問題は学校で処理する風土がある」と指摘する。 今回の「様子を見る」という学校の対応は、海渡君事件で担任が顔のあざ
全国の長寿上位となる111歳とされていた加藤宗現さんが約30年前に死亡していた疑いのある自宅。発見された遺体はミイラ化していた(東京都足立区千住5丁目20の10) 日本を暗い影で覆う高齢者の所在不明ラッシュ。その発端となったのは、生きていれば111歳となる男性が7月下旬、東京・足立区の民家でミイラ化遺体で発見された事件だった。約30年前に「即身成仏する」と言い残し、男性はこの世を去った。約2年後に部屋をのぞいた家族は男性の死亡を確認していたにもかかわらず、放置したまま同居を続けていた。異様な家族関係、年金の不正受給疑惑…。“現代の怪談”の闇は深い。 「異空間」に横たわっていたのは… 舞台は荒川沿いに広がる住宅地、足立区千住の一角に建つ古びた民家。高さ約2メートルのコンクリート壁に囲まれ、周囲からは隔絶された雰囲気が漂う。 約30年間止まったままだった“時の壁”を破ったのは、7月28日に警視
歩道に乗り上げて店舗に突っ込んだ車=7日午後8時26分、東京都渋谷区宇田川町、松谷常弘撮影 7日午後7時半ごろ、東京都渋谷区宇田川町で、ワゴン車が歩道に乗り上げ、道路脇の酒店に突っ込んだ。東京消防庁によると、歩道を歩いていたとみられる男性(26)がはねられ重傷、女性(33)が軽傷を負った。ワゴン車を運転していた男性(74)も軽傷という。 警視庁は男性が運転を誤った可能性もあるとみて、詳しい原因を調べている。 現場はJR渋谷駅の北西約500メートルで、東急百貨店本店近くの繁華街。
厚生労働省は、飲食店や宿泊施設の喫煙規制に乗り出す。接客する従業員の受動喫煙を防ぐため、室内のたばこの煙の濃度を一定基準以下に抑えるよう、法律で義務づける方針だ。十分な換気設備を調えるのが難しい場合は、禁煙を迫られることになり、多くの飲食店でたばこが吸えなくなる可能性が出てきた。 厚労省は職場の受動喫煙対策を義務づける労働安全衛生法改正案を来年の通常国会に出す考え。すでに事務所や工場は原則禁煙とし、喫煙室の設置は認める方針が固まっている。焦点は飲食店など客が喫煙するサービス業の扱いで、たばこの煙に含まれる有害物質の空気中濃度を規制する方向で検討している。 濃度の具体的基準について厚労省から検討を委ねられた専門家委員会は近く「1立方メートルあたりの浮遊粉じんが0.15ミリグラム以下」との報告をまとめる見通しだ。濃度については、新幹線の喫煙車が平均0.79ミリグラム、喫煙車の隣の禁煙車は同
沖縄戦で戦死した兄への思いから、長年にわたって遺骨収集に携わり、今年1月に87歳で亡くなった大阪市の元看護師、陰山三千代さんの遺族らが7日、東京・靖国神社を訪れ、4千万円を寄付した。 寄付を受け、京極高晴宮司から遺族2人に対し、陰山さんあての感謝状が贈られた。京極宮司は「非常に感謝したい。ご遺志を大切にしたい」と語ったという。 陰山さんの遺産総額は約7千万円。生前「兄たちの慰霊に充ててほしい」と、遺産の全てを遺骨収集の実施団体や靖国神社などの寺社に寄付することを遺言執行者で元大阪弁護士会会長の小寺一矢さんに依頼していた。 これまでに約10の寺社や団体に寄付を行っており、この日で陰山さんの依頼のほぼすべてを終えたという小寺さんは「やっと責任を果たすことができた。陰山さんの遺志が引き継がれていけば良いと思っています」と話していた。
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