民主党の岡田克也幹事長は14日、中国漁船衝突の映像流出をめぐり馬淵澄夫国土交通相らの不信任決議案が衆院に提出された場合、与党の反対多数で否決する考えを示した。 自民党内では映像流出への対応が不適切だとして馬淵氏と仙谷由人官房長官への不信任決議案を15日に衆院に提出する案が浮上しているが、岡田氏は「決議案が出てくれば当然否決する」と強調。「予算を早く通す必要があることも理解いただきたい」とけん制した。 13日の日中首脳会談については「良い成果が出たと思う。いろんなことがあったが、お互い戦略的互恵という観点に立ち戻った」と評価した。視察先の前橋市で記者団の質問に答えた。