特急「雷鳥」。大阪と北陸方面を約半世紀にわたり結んできた=JR西日本提供 大阪と北陸を約半世紀にわたり結んできた特急「雷鳥」の愛称が、来年3月12日のダイヤ改定で消えることになった。JR西日本が17日、発表した。 雷鳥は1964年にデビュー。車両を新型車両に切り替えるたびに「サンダーバード」に名称変更してきたため、今では大阪―金沢間を旧型車両が1日1往復するのみとなっていた。ダイヤ改定に合わせ、この車両も新型に切り替わる。 また、JR西は同日、来春のJR大阪駅のリニューアルに伴い、昼間に大阪駅と各方面を結ぶ直通快速電車を増発することも明らかにした。宝塚、阪和、大和路の各線を合わせて、平日は上下線で51本増(計316本)、土日祝日は54本増(計314本)となる。