中国最大規模のスマートフォン決済サービスなどを運営する「アントグループ」は、ネット通販最大手「アリババグループ」の創業者、ジャック・マー氏が握っていた実質的な経営の支配権がなくなったと発表しました。 マー氏が以前、中国当局を批判したあと、締めつけを受けたいきさつがあり、当局の意向に沿う形で体制を見直したとみられます。 中国のネット通販最大手、アリババグループの傘下で国内最大規模のスマホ決済サービスなどを運営するアントグループは7日、会社の体制を見直したと発表しました。 この結果、アリババの創業者、ジャック・マー氏がこれまで握っていた実質的な経営の支配権がなくなったということです。 アントグループは、マー氏が2020年10月に中国の金融当局を批判したあと、会社が予定していた株式の上場が直前で延期に追い込まれたほか、その後、当局から業務の改善を求められて組織の再編を進めています。 背景には、ア
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