2014年6月の有効求人倍率は1.10倍で、前月に比べて0.01ポイント上昇。19か月連続の改善で1992年6月(1.10倍)に並ぶ22年ぶりの高水準となった。職業別(常用・フルタイム)では、「保安の職業」が3.94倍、「建設・採掘の職業」が2.78倍、「輸送・機械運転の職業」が1.51倍、介護・飲食など「サービスの職業」が1.50 倍と、上位となっている。 一方で「事務的職業」は0.25倍と低く、中でも「一般事務の職業」は0.19倍。害虫駆除や洗車作業員などが該当する「その他の運搬・包装・清掃等の職業」(0.13倍)に次いで最低レベルの倍率となっている。これほどまで仕事の少ない「一般事務」だが、求職者には依然として人気が非常に高いようだ。 事務志望者ばかりで「派遣の正社員化」も進まず? 7月27日に「はてな匿名ダイアリー」に投稿されたエントリーは、派遣社員に正社員化を打診すると、事務職を