ユーザーコミュニティやコミュニティ・オブ・プラクティスなど、相互に助け合って知識を深めようというコミュニティにおいては、意見が活発に交換されなければなりません。そのためには、意見交換の口火を切る「質問」が出やすい雰囲気でなければならないわけですが、「回答」もしやすい雰囲気をつくる必要があるのでは?というエントリがありました: ■ How to Build a User Community, Part 1 (Creating Passionate Users) コミュニティの活性化には「バカな質問はない(There Are No Dumb Questions)」という空気だけでなく、「バカな回答はない(There are No Dumb Answers)」という空気もつくらなければならない、という主張。確かに荒れたコミュニティ用掲示板を見ていると、「こんな質問すんな!」という攻撃と、「間違っ
2006年に流行したIT用語を選ぶとしたら、SaaS (Software as a Service)は欠かせないでしょう。ローカルPCにソフトをインストールしなくても、ネットにアクセスすれば様々なアプリケーションを利用できるという「保有から共有へ」のモデルがごく一般的なものになりました。その SaaS のハード版、"HaaS (Hardware as a Service)"とも呼ぶべきサービスが登場するそうです: ■ Vista標準機能に セブン-イレブン店頭コピー機でオンラインプリント (ITmedia News) Windows Vista 搭載機から写真のオンラインプリントを注文し、セブンイレブンの多機能コピー機で印刷できるというサービス。昨日のワールド・ビジネス・サテライトでもトップニュースになっていましたね。Vista の標準機能として搭載され、Vista の一般発売と同じ来年1
時代は、情報の付加価値を問う方向性にある。 ネットワーク上に公開されるサービスの多くは、Webだけのプロトコル(HTTP)にとどまらず、情報伝達の速さとバリエーションを増やす術を模索し続けている。これを後押しするのが現代の「Webサービス」だ。 Webサービスといえば、「SOA」(サービス指向アーキテクチャ)などと並び、次世代の企業システムを支えるであろうコンポーネント化技術のこと。しかし、技術からの側面とアナリストの解釈にはさまざまな隔たりがあり、“分かりづらいもの”というレッテルをはられてしまったのも事実である。 2006年は新たな展開があった そのような背景にあったWebサービスだが、2006年は追い風となったものがあった。そして、基幹システムを構築するための言語仕様やミドルウェアにおいて、Webサービス化の手段が目立ってきたのも今年の特徴かもしれない。 Webサービス化の狙いは、企
どうなる2007年のウェブ動向 気になる新サービス、新技術が目白押し 今年も残り少なくなり、「ゆく年くる年」を語る時期になった。次世代ウェブ技術に焦点を当てているブログであるリード・ライト・ウェブ(Read/WriteWeb)などの記事を参考にしながら、2007年のウェブ動向を予想してみよう。 まずは、エンタープライズ分野でのウェブ動向から。 個々の社員によるワークスタイルが、ウェブ上での処理になっていくだろう。ウェブ・オフィス(ウェブによる文書作成や表計算)の利用は珍しいことではなくなるかもしれない。この分野に目をつけているグーグルとマイクロソフトとの競争は一段と激しくなり、ウェブ・オフィス系の優れた技術を有するゾホー(Zoho)、ジンブラ(Zimbra)、シンクフリー(ThinkFree)などのスタートアップ企業は買収される可能性が高まるだろう。 また、複数の社員がウェブ上で共
1 :禿 :2006/12/25(月) 03:16:35 ID:4o6+rJI30 ?PLT(10900)
The Goog Life:グーグルが従業員を子供扱いすることでつなぎとめている件 著者: Aaron Swartz 日本語訳: yomoyomo 以下の文章は、Aaron Swartz による The Goog Life: how Google keeps employees by treating them like kids の日本語訳である。 先日友達と、シリコンバレーで絶えず会話のネタになるもの、Google の話をしていた。で最後に、彼女がすべてに筋を通すヒントをくれたんだ。「子供扱いしてるのよ」と彼女は語った。「ただ飯をあてがい、洗濯をしてやり、弾力のある色鮮やかなボールの上に座らせる。彼らが成長し、自力で人生を生きる方法を学ぶ必要がないようにすべてをやってあげるわけ」 そのように見れば、Google がやることすべてに恐ろしくつじつまが合う。 僕が Google を最後に訪
クリスマスイブだがチョー実用的ネタをひとつ。パワーポイント(Microsoft PowerPoint)を使ったプレゼンでのらりくらりとマウス操作してるケースが目立つ。今日Microsoftの広報の方までがそんな調子だった。スマートじゃない。慣れない講演会場のPCだったりするとさらに操作がトロくて(見てるほうが)やきもきする。 というわけで、身に覚えがあるあなたは、5つだけでいいのでショートカットキーを覚えてほしい。プレゼンがスマートになるだけでなく、パワポ作成作業効率もUPするはずだ (編集中に)SHFT+F5*1 意外に知らない人が多い。今編集中のページからスライドショーを開始することができる。質疑応答などで編集画面に戻った際、速やかにスライドショーに復帰できる。画面左下のちいさいアイコンを苦労してクリックする必要は、今日から無くなる。 (スライドショー中に)数字キー+ENTER 1、2
2005年6月、(株)ライブドアは「ブログの次はWikiが普及する」と“livedoor Wiki”のサービスを始めた。Wikiというと、ほとんどの百科事典を上回る語彙を収録したインターネットサービス“Wikipedia (ウィキペディア)”を思い浮かべる人が多いかもしれない。 そのWikipediaでは“Wiki”を、このように定義している。今回はより明解だったので、英語版を引用させてもらった(日本語版はこちら)。 A wiki is a type of Web site that allows the visitors themselves to easily add, remove, and otherwise edit and change some available content, sometimes without the need for registration. (抄
今年を振り返ってみて、SaaS、内部統制、仮想化といったあたりの分野の記事原稿を随分書いた。3つとも昨年ぐらいから少しずつ話題に上り始め、SaaSなんかはここ1年でさらに成長というか解釈が進化したようにさえ思われる。 当初のSaaSは、新たなASP型サービスの1つの形態くらいの意味だったのが、カスタマイズとマルチテナンシーが注目されるようになり、さらにはWeb2.0的なマッシュアップが使えることが、いまやSaaSと呼ぶための条件になりつつあるように思う。かなりセールスフォース・ドットコムの影響が強いのは確かだ。Web2.0的であることが必須かどうかはともかく、カスタマイズ、外部システムとの連携などの開発要素は、来年に向かってSaaSビジネスの成否を左右しそうに思っている。 仮想化については、ハードウェアのパフォーマンスの向上を仮想化というキーワードに結びつけている部分も大きいのではないだろ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く