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ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/musasabi (31)

  • 小さなISVにとってクラウドプラットホームはいい活躍場所になるのではと:むささびの視線:ITmedia オルタナティブ・ブログ

    来月5日、6日に開催されるCloudforce 2010に出展する。小さな会社がこういう大きなイベントに出られるのは光栄であり、誇らしくもありかなりのプレッシャーでもある。 出展するのは給管理のシステム。保育園や幼稚園などの給を提供している施設において献立を管理し、義務となっている報告書の作成をサポートするというもの。これをSalesforce.comのForce.com上のアプリケーションとして実現している。もともとはMicrosoft Accessベースのスタンドアローンシステムだったものを、移植したものだ。 移植とは言っても、ようはもとのアプリケーションをベースに、Apexコードを使ってコード開発をしたのだ。なんらかツールを使って、自動変換したとかいうわけではない。そのため、基的には通常のシステム開発と同様な開発手間が発生している。 当然ながら、プラットホームを用意する必要がな

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  • クラウドをプラットホームにした開発の実際のところ:むささびの視線:オルタナティブ・ブログ

    弊社は基的には、受託のシステム開発のビジネスを行っている。ときにはメインフレームの案件すら手がけることもあるが、おもにはUNIXやLinuxWindowsをプラットホームに、C言語、Java、その他Perlやらアセンブラなどまで用い、幅広いシステム開発を行ってきた。 とはいえこの領域の仕事、先行きが明るいとは決して言えない。もちろんなくなることはないかもしれないが、いまやコードを書いたら書くだけある種負けなんじゃないかと思われるところもある。バグの問題もあるし、テストの手間もあるし、セキュリティリスクも考えないと。システム開発の現場ではリスクが増えているのに、対価は上がらない。上がらないどころか、下がっているというのが実情だ。 ★ そんなこともあり、遅ればせながらSaaS、クラウドにも進出している。既存のアプリケーションをSalesforce.comのForce.comの上に移植してみ

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  • OOWこぼれ話 今年はちょっと控えめな会場内バナー:むささびの視線:オルタナティブ・ブログ

    Oracle OpenWorldも残すところラリー・エリソン氏のキーノートを残すだけとなった。いまのところ発表は、クラウド関連じゃないかなぁと予測している。 ところで、昨年はBeehiveというコラボレーションツールのキャラクターである、黄色いハチのバナーが、会場内のいたるところに掲示されていたが、今年はそういった表示も少なく、ちょっと控えめな感じだ。 今年は、ブランディングやイメージ先行といった感じではなく、事例を紹介する写真を使ったバナーが目立つ。これ、かなりまじめな感じだ。各業種業態の実際の顧客の業務をイメージできる人物の様子の写真を使って、確実にOracleが顧客に指示されるていることをアピールしている。 エンターテイメント性というか、ちょっと業から離れたところでは、BMW Oracleのヨットが展示されたり、Team Oracleの飛行機の模型が展示会場にぶら下がっていたりする

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  • OOWこぼれ話 ののしりながら握手する関係:むささびの視線:オルタナティブ・ブログ

    3日目のトーマス・クリアン氏の基調講演に引き続き、スポンサーセッションとしてデルのマイケル・デル氏が講演を行った。 最初に、デル氏とラリー・エリソン氏をモデルにしたサンダーバード風の人形劇の映像が会場に流される。この2人がヒーローになって、レガシーシステムの問題を解決するというパロディーだ。 まず最初にデル氏は、これからはEfficient Enterprise、つまりは効率的な企業になることが重要であり、そのためには標準化、シンプル化、そして自動化の3つの方策が必要だと言う。そして、x86こそが、世界でもっとも標準的なアーキテクチャであり、アプリケーションの90%はこのx86の上で動いているとの見解を示した。 さらに、そのx86を採用しているのがもちろんデルであり、米国では5台に2台はデルのPCなのだとのこと。このようにx86を持ち上げているデル氏のステージに、突然エリソン氏が登場、スポ

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  • SFDCとOracleのSaaSの違い:むささびの視線:オルタナティブ・ブログ

    昨日は、OracleがSaaSに関する発表会を行った。Oracleの強みは通常のSaaSのサービスもあるし、顧客サイドにサービスを置く@Customerという形態が取れるのがその1つになっている。 それ以外にも、OracleはSaaSの価格優位性につながるマルチテナントではなくてあえてシングルテナントのオプションを用意したり、ディザスタリカバリオプションなどかなりエンタープライズ向けの機能というかサービスの強化を、SaaSにも新たに加えている。 なんだか、ずいぶん対照的。SaaSでもあくまでもエンタープライズ対応を付加価値とするOracleに対して、形から入るというか軽やかにTwitterを取り込んでしまうSalesforce。どちらがいいとかいう話ではないけれど、SaaSという同じ市場なんだけれど、向いている方向が180度違っているように思う。 顧客も当然ながら、両社では異なっている気が

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  • SaaSってISVの海外展開にも有効なのね:むささびの視線:オルタナティブ・ブログ

    日は、イベントSaaS Worldの取材に行っていた。わけあって、ずっとMIJS(Made In Japan Software Consortium)のセッションに参加。なかなかおもしろい話も聞けて、それなりにためになった。 ここのブロガーでもある、インフォテリアの平野さんが登壇したパネルディスカッションがあった。MIJSの海外展開がテーマだったのだけれど、どちらかというと登壇した各社(サイボウズ、トレンドマイクロ、クオリティ)の海外展開の経験とこれからの展望が話の中心に。 なかで、なるほどなと思ったのが、前出の平野さんの話。かつては、いきなり国内で実績ないまま海外展開を図ったけど、見事に失敗したとか。その経験もふまえ、いまではSaaSを利用して、おもしろい海外展開ができつつあるようだ。 最初から英語版のSaaSアプリを出してみたり、SaaSでアジア各国版を同時に出すとか、そういった工夫

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    jtasaki
    jtasaki 2008/12/12
  • 1959年製のリンカーン コンチネンタルがエコカーになる:むささびの視線:オルタナティブ・ブログ

    Dreamforce初日、オープニングキーノトセッションにはロック歌手のニール・ヤング氏が登場した。 ニール・ヤング氏は、NPOの活動を通じSalesforce.comのCEO マーク・ベニオフ氏とは友人関係にあるとのこと。その彼から、新しいアイデアがあると電話で相談を受けたそうだ。その内容は彼の旧い自動車のコレクションを、なんとかエコカーにできないかというものだった。 エコカーとしては、トヨタのハイブリッドカー プリウスなどがすでにある。しかし、プリウス自体はエコカーかもしれないが、それそのものを工場で生み出すにはかなりの量の石油を消費するという問題があると言う。 「もう、石油の奴隷にはなりたくない」とベニオフ氏。こうしたいというビジョンもあったしインスピレーションも感じていたけれど、ヤング氏から電話をもらったときにはどうしていいか分からなかったと言う。そこで、世界中の人がアイデアを交換

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  • 赤から青に:むささびの視線:オルタナティブ・ブログ

    現地時間の11月2日の夜、Salesforce.comのカンファレンスイベント「Dreamforce」がプレオープンした。 Saleceforce.comと言えば、コーポレートカラーは赤。これまでは、会場は赤く染まっていたのだが、今回は青。 青空に浮かぶ雲の中にSalesforce.comが浮かんでいる状態、つまりはクラウドだ。no softwareのシンボルマークさえも青くなってしまったようだ。 格的なイベントのオープンは現地時間の3日の朝から。CEOマークベニオフ氏のオープニングキーノートセッションから始まる。しかし、ともかく会場は青空のブルー一色という感じ。「Cloud Expo」という単語もあちこちに見られる状況だ。一気にSalesforce.com = Cloudというのを印象づけようというものであり、これまでのコーポレートカラーの赤はどこに行ってしまったのかという感じだ。 プ

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  • 奉行がForceの恩恵を得るのかと思った:むささびの視線:オルタナティブ・ブログ

    Salesforce.comと奉行シリーズのOBCが提携の発表をするとのことで、発表会に参加してきた。 当然ながら、奉行シリーズのERPがPaaSであるForce.comの上に載って、SaaSのサービスを始めるのかと思っていたのだけれど、そうではなかった。。。 まあ、そこまで話が一気に進んでいるようならば、来月サンフランシスコで開催されるSalesforce.comのイベント「Dreamforce」でCEOのマークベニオフ氏から発表されるくらい大きなネタになっていたことだろう。 実際の提携の中身は上記記事を参照してもらうとして、今回の提携はSalesforce.comの営業戦略的にはかなり大きな意味をもちそうだなぁというのが素直な感想。OBCの導入顧客8万社、なんらか関係のある顧客となると40万社にものぼるとのこと。ここにチャネルができたということの意味は、かなり大きいのではないだろうか。

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  • OracleとSalesforceのクラウドアプローチの違い:むささびの視線:オルタナティブ・ブログ

    先週、Oracle OpenWorldサンフランシスコにおいて、Oracleのクラウドサービスが発表になった。その中身は、Amazon Web Servicesを利用するというものだった。 ITmediaのeWeekの翻訳記事が、興味深い。Oracle CEOエリソン氏は、クラウドという言葉、あるいは現状の流行言葉状態はどうやら気に入っていないようだ。 個人的な感想としては、今回発表されたOracleのクラウドは、画期的な試みではあるけれど、どこまで実際に利用されるのかは甚だ疑問だ。バックアップ先として使われるAmazon Simple Storage Serviceはともかく、Amazon Elastic Compute Cloudのほうが格的に利用されるようになるには、かなりの時間が必要であろう。テストや開発環境で利用があるのではという話もあるが、セキュリティとか考えるとあえてそれを

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  • 外資系IT企業が日本でビジネスを成功させるためには:むささびの視線:オルタナティブ・ブログ

    IBMのように自社に強力な営業体制をもっているという企業を除き、外資系のIT企業が日でビジネスを成功させるためにもっとも重要なのは、強力な製品群よりも国内に製品を売ってくれるパートナーがどれくらいたくさんいるかだと思っている。 いまなら、コンシューマターゲットの製品であれば、口コミで広がりものさえ良ければネットワークダウンロードなどの方法で普及するということもあるかもしれない。しかしながらそれは、よっぽどその製品がいいものでなければならないだろう。ましてや、何百万、何千万円という価格で売られるようなエンタープライズ向けの製品の場合は、しっかりとした営業体制がなければ、なかなか顧客はそんな高い買い物をおいそれとはしない。 そうなると、外資系IT企業が日に乗り込んできたときに真っ先にやるべきことは、販売チャネルをどう確保するかということになる。とくにNEC富士通、日立、東芝など、国内の主

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    jtasaki
    jtasaki 2008/05/31
    correct
  • SaaSはNGNのビジネス利用のキラーアプリになるのか:むささびの視線:オルタナティブ・ブログ

    自宅はまだ、NTT東日のコンシューマ向けNGNサービスである「フレッツ光ネクスト」のサービス対象範囲には入っていない。そのためもあり、取材先や記事などでNGNの話を聞いても、いまひとつ実感がないとというか、NGNのすごさみたいなものがよく分からないのだった。 とはいえ、世間はNGNに注目している。世間はというのはもしかしたら誤解で、マスコミというかメディアは注目している、と言ったほうがいいのかもしれない。昨日行われたNGNの技術を利用するVPNで、Salesforce.comの米国サイトにセキュアに接続するサービス提供開始のプレス向け発表会には、NHKのTVカメラまで入り会場は記者で満席状態だった。 発表の詳細は、ITmediaや@ITの記事で確認して欲しい。 SaaSのサービスにおいて、重要な情報を他人に預けるのが不安というユーザーの声に対しては、いかにSalesforce.comのデ

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  • SaaSの定義:むささびの視線:オルタナティブ・ブログ

    今年は、仮想化、SaaSに関連する取材を数多く行った。来年も引き続き、この2つはIT業界の流行のキーワードとなることは間違いないだろう。 ところ、SaaSだが、ここ最近はどれもこれも、インターネット越しのサービスだとSaaSを名乗る傾向にあるように思う。間違いではないのかもしれないけど、ちょっと違和感も感じる。 それではSaaSと呼べる最低限の条件は、いったいなんだろうかと考えてみた。これまでの各種取材などを通じた個人的な見解としては、 マルチテナンシーであることインターネット越しに多くのユーザーが1つ(あるいは複数)のサーバーを共有することで、コスト効率よくサービスが展開されている費用の支払い方がサブスクライブ方式ライセンスは買い取り方式ではなく、利用した分だけを支払う方式を採用していることカスタマイズが可能サーバーは共有はする形だが、すべてのユーザーが同じサービスを与えられるがままに利

    SaaSの定義:むささびの視線:オルタナティブ・ブログ
    jtasaki
    jtasaki 2007/12/20
    マルチテナンシーはスケールメリットを活かせる。規模の経済を念頭に入れていないものはSaaSではないという皮肉。
  • SaaSがユーティリティコンピューティングを実現する:むささびの視線:オルタナティブ・ブログ

    日立ソフトウェアエンジニアリングとセールスフォース・ドットコムが、日郵政公社に新たに40,000ライセンスのSaaSのサービスを提供し9月から稼働を開始したとのこと。日立ソフトという大手のSIerが、格的にSaaS型のサービスを自社のソリューションとして取り扱い始めた意味には大きなものがあるだろう。 具体的な発表の中身については、@ITの記事などを参照して欲しい。今回、日立ソフトではSIerとして、セールスフォースのSaaSプラットホームに上に「お問い合わせ対応のシステム」を構築して提供している。利用しているのはPlatform Editionであり、もともと通常のCRMSFAのライセンスよりも安いものだが、落札価格から計算するとさらに低価格でセールスフォースはライセンスを提供しているようだ。 これについて、セールスフォースの社長 宇陀氏は、オンデマンドのサービスとして捉えた結果だと

    SaaSがユーティリティコンピューティングを実現する:むささびの視線:オルタナティブ・ブログ
    jtasaki
    jtasaki 2007/09/07
    課金方式がユーザの数ではなく、トランザクションとかいろいろ必要だよね
  • 23世代目からはPaaS:むささびの視線:オルタナティブ・ブログ

    セールスフォース・ドットコムの新しいバージョンが8月にリリースされるとの発表があった。これは実に23世代目のバージョンアップであり、この世代からSaaSではなくPaaSになるとか。 発表の詳細は、@ITの記事に詳しく掲載されている。PaaSは"Platform as a Service"の略でパースと読む。ソフトウェアをサービスとして提供するところから発展し、プラットホームをサービスとして提供するということ。この方向に舵を切っているベンダーは、いまのところ他にはない。SaaS型で連携や拡張のためのAPIなどを持っているベンダーはあっても、開発環境をそしてアプリケーションの実行環境までもを、ネットワーク越しのサービスとして提供するところは、いまのところ他にはないのだ。 これは、感覚的にはデータセンターのホスティングサービスやレンタルサーバーサービスにむしろ近いかもしれない。めちゃめちゃサービ

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  • SaaSでいくべきか自社内に置くべきかは二者択一ではない:むささびの視線:オルタナティブ・ブログ

    これまた先週の発表会の話題だが、クオリカがHPのブレードサーバーを使ってシンクライアント環境のASPサービス開始の発表をおこなった。 いつものように発表の内容は、@ITITmedia体の記事で確認してほしい。セキュアで運用管理の手間がない環境が、安価に迅速に導入できるという。1台あたりの費用は月額11,800円からとのこと。これにはクライアントOSのライセンスまでは含まれるが、シンクライアントのマシンの費用は含まれていない。オプションで追加するか、既存のPCなどを利用するとのこと。シンクライアントの代わりなので、スペックの低いPCでも十分事足りるのだ。 年間にするともちろん最新のPC1台が十分に買えそうな費用が最低でも発生するわけだが、100台なりのPCの管理をする人件費や保守体制を考えたならば、それほど高い費用ではないだろう。むしろ専任の技術者が管理してくれる安心感との引き替えと考え

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    jtasaki
    jtasaki 2007/05/30
  • ライバルはいない:むささびの視線:オルタナティブ・ブログ

    J-SOX法への対応などが一段落するとBIへのニーズが高まる。米国ビジネスオブジェクツのCEOジョン・シュワルツ氏のこの言葉には、たしかにそうかもしれないなぁというのが正直な感想。その際には、BIというよりもパフォーマンス・マネージメントといったほうがしっくりくるのだろうけど。 先週、ビジネスオブジェクツは、米国からCEOが来日し記者会見をおこなった。その内容については、@ITの記事などで確認してもらえればと。BIは、すでに10年以上も前から、これからはニーズが高まると言われながらなかなか発奮せず、とくに日市場ではなんとなくニッチなところに追いやられてきたようにも思う。その1つの理由には、旧来からの強力な「帳票が重要だ」という文化があり、BIツールを使いこなすといった発想になかなか行き着けないところにあるのではないか、と思ったりもする。 ところで、今回の記者発表会でシュワルツ氏は、BI2

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  • カーボンニュートラルとカーボンオフセット:むささびの視線:オルタナティブ・ブログ

    先日、Dellの地球温暖化対策への取り組みについてブログ記事を書いた。ITのベンダーも、地球温暖化を抑止する方向に力を注ぐべき時期にきたのだろう。自動車のようにエコロジー対策の成功が、次期市場でのリーダーシップの条件になるかもしれない。 1月16日付けで、セールスフォース・ドットコムが、「Earthforce」という活動について発表をおこなっている。この発表のなかに、「カーボンニュートラル」という聞き慣れない言葉が登場する。 Earthforceとは、セールスフォース・ドットコムが2007年にカーボンニュートラル(二酸化炭素の排出と吸収がプラス・マイナスゼロになること)な企業を目指す取り組みで、二酸化炭素が排出される主なエリア(オフィス、出張、データセンター)からの温室効果ガスの排出削減を行う活動 とのことだ。自ら排出した二酸化炭素をなんらか吸収して、プラスマイナスゼロを目指すということ。

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  • 来年以降流行りそうなもの:むささびの視線:オルタナティブ・ブログ

    今年を振り返ってみて、SaaS、内部統制、仮想化といったあたりの分野の記事原稿を随分書いた。3つとも昨年ぐらいから少しずつ話題に上り始め、SaaSなんかはここ1年でさらに成長というか解釈が進化したようにさえ思われる。 当初のSaaSは、新たなASP型サービスの1つの形態くらいの意味だったのが、カスタマイズとマルチテナンシーが注目されるようになり、さらにはWeb2.0的なマッシュアップが使えることが、いまやSaaSと呼ぶための条件になりつつあるように思う。かなりセールスフォース・ドットコムの影響が強いのは確かだ。Web2.0的であることが必須かどうかはともかく、カスタマイズ、外部システムとの連携などの開発要素は、来年に向かってSaaSビジネスの成否を左右しそうに思っている。 仮想化については、ハードウェアのパフォーマンスの向上を仮想化というキーワードに結びつけている部分も大きいのではないだろ

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  • やっぱり仮想化はかなり面白いところまで来た:むささびの視線:オルタナティブ・ブログ

    今年は仮想化が流行るだろうなぁと思っていたのだが、11月になってVMwareが面白いことを始めた。なんと、仮想アプライアンスのマーケットプレイスを開設したというのだ。 記事によると、VMwareは顧客に300を超える仮想アプライアンスを提供するマーケットプレイスを開設したとのこと。提供されるアプライアンスはコラボレーション、電子メールセキュリティ、侵入検知などさまざまなものがあるようだ。使いたい人はアプライアンスをダウンロードして、VMware PlayerやVMware Serverで利用できるとのこと。★によるレイティング機能もあって、どのアプライアンスが人気があるかも一目瞭然だ。 これは、従来のインストールというか、ソフトウェアの配布の概念が大きく変化する話であろう。ソフトウェアの稼動条件がどうとか、他のソフトとの相性がどうであるとかいうことを心配する必要がないのだ。これを入れると、

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