日本オラクル株式会社は12月12日、同社の最新CRMソリューションに関するプレス向け説明会を開催した。説明会では、OracleのCRM事業を世界的に統括する米Oracle CRM担当シニアバイスプレジデントのアンソニー・ライ氏が、SaaSビジネスの現状と、Oracleの最新CRMソリューションの取り組みなどについて説明した。 ライ氏は、まずビジネスアプリケーションの市場動向について、顧客中心主義で、ソーシャルネットワーク参加型に変革していることをあげ、その中でCRMソリューションについてもSaaSビジネスが大きな市場機会になると指摘。OracleのSaaSビジネスに向けた取り組みとして、1)統合されたアプリケーション、2)エンタープライズ・オンデマンド、3)ソーシャルCRMアプリケーション、の3点にフォーカスしていると述べた。 「統合されたアプリケーション」への取り組みについては、「これま