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2008年11月11日のブックマーク (5件)

  • 露呈したASPサービスの誤算--中小企業の開拓に苦慮 - ニュース - nikkei BPnet

    「当初の計画では、営業支援のASP(アプリケショーン・サービス・プロバイダ)事業で2000年度に数百社に導入し、売上高を1億2000万円にする予定だった。しかし、4月にスタートして約4カ月を経過した現在、実際にサービスを提供できたのはわずか5社。このため販売体制を抜的に見直しており、事実上の営業活動は中止している」。こう語るのは、京セラコミュニケーションシステム(KCCS、京都市、森田直行社長)の北村寛常務情報システム営業部長だ。  KCCSは4月からノーツドミノを利用したASPサービスのほう・れん・そう for Domino(ASP版)を販売している。初期費用は20万円からでユーザー1人当たりの利用料金も月額2000円と低めに設定した。「中小企業からの引き合いは強かったが、実際の受注にはなかなか結び付かなかった」(北村常務)。 半数以上のASPが目標を下回る  中小企業の市場開拓に苦

  • アーキテクチャの複雑さが増す

    クラウドにはもちろんデメリットもある。アーキテクチャが複雑になってしまうことだ。従来のWebシステムと同じ手法で開発すれば,トラブルを免れないだろう。開発現場の担当者は,性能面や運用面を考慮して,開発プロセスの見直しを図るべきだ。 「クラウドを利用したシステム開発は,コスト削減や短期開発に効果があるのは間違いなさそうだ。ただし,システムのアーキテクチャが複雑になる上に,性能やセキュリティ面での不安もある」──。 クラウドを使った安易なシステム開発に警鐘を鳴らすのは,NECの岸上信彦氏(開発環境技術部長)だ。開発環境や方法論に詳しい岸上氏によると,インターネット上にシステムを構築する性質上,開発現場ではいくつかの不安を抱えることになるという(図1)。 例えば,自社システムと,クラウドが提供するアプリケーションを連携させようとすると,アーキテクチャが複雑になる。「それでなくてもシステム

    アーキテクチャの複雑さが増す
  • GoogleとSalesforce.com、クラウドコンピューティングでOracleとMSを批判

    GoogleSalesforce.com、クラウドコンピューティングでOracleとMSを批判:口論の行方(1/2 ページ) Web 2.0 Summitのクラウドコンピューティングパネルで、Salesforce.comのマーク・ベニオフCEOOracleMicrosoftを痛烈に批判した。一方、Googleエンタープライズ部門のデイブ・ジルアード社長は、「Microsoft Office WebよりもGoogle Appsの方が“おいしい果物”だ」と述べた。 理想をいえば、11月6日にサンフランシスコで開催された「Web 2.0 Summit」でティム・オライリー氏が進行役を務めたクラウドコンピューティングに関するパネルディスカッションには、Oracleのラリー・エリソンCEOMicrosoftのスティーブ・バルマーCEOにも参加してもらいたかった。 そうすれば、両氏はSales

    GoogleとSalesforce.com、クラウドコンピューティングでOracleとMSを批判
  • 日本ユニシスの4~9月期は減収増益 「SaaSの収益化は難しい」と籾井社長

    ユニシスが11月7日に発表した2008年4~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比3.6%減の1468億9000万円、業のもうけを示す営業利益は同35.0%増の41億1700万円、四半期純利益は16億6800万円(前年同期は43億6200万円の損失)となり、減収増益だった。 アウトソーシングの大型案件の終了やハードウェア、ソフトウェアの売り上げ減などから減収となった。一方、システムサービスの売り上げは増加。業務メンバーの問題点を解決する仕組みの導入や、品質・プロジェクトの管理を強化したことなどが奏功し、不採算案件のコストオーバーが減った。開発経験のある人材をシステム開発部門などに再配置したことで、システム外注費の割合も減り、採算性が向上した。前年同期に計上したのれんの償却なども寄与し、純利益は約60億円の大幅増益となった。 日ユニシスの籾井勝人社長は今後の収益拡大について、金融危機

    日本ユニシスの4~9月期は減収増益 「SaaSの収益化は難しい」と籾井社長
  • XY座標軸で理解するクラウド − @IT

    クラウド・コンピューティングがよく分からない。これまで取材してきたソフトウェアやハードウェアなら何ができ、何ができないか、企業にとってのメリットは何か、などが明文化できた。しかし、おそらく世界中で言われていることだがクラウドはまさに“雲をつかむ”ような話だ。企業がこれからクラウドの利用を考える場合、何をどう評価すればいいのだろうか。 そんなことを考えるうちにマイクロソフトのCEO スティーブ・バルマー(Steve Ballmer)氏の講演を取材する機会があった(参考記事:MSのバルマーCEO、「Windows Azure」を日で紹介)。バルマー氏は同社が発表したばかりのクラウド向けOS「Windows Azure」を日技術者にアピール、次いで競合の状況に言及し、次のように語った。「当の意味でリッチなクラウド向けのアプリケーションを開発したいのであれば、アマゾンは市場に出ている」。そ

    XY座標軸で理解するクラウド − @IT