SaaS型のWebメールサービスを展開するフィードパスが販売戦略を変える。「とがったSaaSでは受け入れられなかった」という過去の経験を踏まえた戦略からは、SaaSビジネスの実態が見て取れる。 インターネット白書2007によると、SaaS(サービスとしてのソフトウェア)の認知度は「名前を聞いたことがある」というレベルを含めると33%。企業の3分の2がSaaSを知らないのが実態だ。 SaaSビジネスを展開するベンダーはこの現状をどのようにとらえているのだろうか。 フィードパスは、企業向けのSaaS型Webメールサービス「feedpath Zebra」の販売を強化する。メール機能に特化した廉価版「Zebra White」と高機能版「Zebra Black」に分けていた料金プランを1つにまとめ、「基本プラン」として3月1日から提供する。 なぜ販売戦略を変えたのか。事業推進本部副本部長の葛山哲司事
![とがったSaaSでは受け入れられなかった――フィードパス](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0f77d5bb6a77c8566243b45490dadafdf3464974/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fenterprise%2Farticles%2F0801%2F17%2Fkazurayama.jpg)