ネットフリックスドラマの影響で、台湾で#MeToo運動が起きている。 きっかけは、台湾で制作されたネットフリックスのドラマ『WAVE MAKERS 選挙の人々』 だったと、国立中山大学の社会学の教授は米紙「ワシントン・ポスト」に語っている。 4月末より公開された本作は、台湾の政治選挙の舞台裏を描いたもので、物語は総統選の10ヵ月前から始まる。実際に2024年1月に総統選がおこなわれる台湾では、非常にタイムリーな作品となっており、大きな人気を博している。 物語の中心は、候補者ではなく、選挙をすすめる党内の広報部のスタッフたちだ。公正党広報部の副主任を務める主人公はある日、部下である女性スタッフからセクシュアルハラスメントの被害を受けていると打ち明けられる。相手は同僚の男性で、事件が公になれば党にとっては不利になる可能性がある。 しかし、報復に怯える同スタッフに対し、主人公はこう語る。
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