6月15日、防衛省は公式サイト上で「イージス・アショアの配備について」以下の「事実関係」を公表した。 「(前略)本年5月下旬、SМ-3の飛翔経路をコントロールし、演習場内又は海上に確実に落下させるためには、ソフトウェアのみならず、ハードウェアを含め、システム全体の大幅な改修が必要となり、相当のコストと期間を要することが判明した」 その上で「防衛省としては、この追加のコスト及び期間に鑑み、イージス・アショアの配備に関するプロセスを停止する」と「今後の対応」を明かした。 マスコミは「白紙撤回」(NHK)などと報じたが、公式には「配備に関するプロセス」の「停止」であり「中止」ですらない。6月18日の総理会見でも、英軍事週刊誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」の東京特派員が「イージス・アショアは中止でいいんですか?それとも、停止? 英語で書く際に…」と質し、安倍晋三総理が「それはプロセスの
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